# 酒造店

震災を乗り越え誕生した淡麗辛口「宝船浪の音 純米酒 閖」…名取市閖上の佐々木酒造店・みちのく地酒巡り
2024.09.09

震災を乗り越え誕生した淡麗辛口「宝船浪の音 純米酒 閖」…名取市閖上の佐々木酒造店・みちのく地酒巡り

 宮城県名取市閖上(ゆりあげ)に、東日本大震災を乗り越え、地酒を醸す佐々木酒造店がある。1871年創業で「宝船浪の音」を代表銘柄に歴史を紡いできたが、津波で一度全壊した。5代目の専務取締役を務める佐々木洋さん(47)は「『昨日と同じ今日があって、今日と同じ明日がある』ような時間の流れでのんびり

小学校に「蒸留所」ができた…「1年で完成する日本酒」の酒蔵が、「1年で完成しないウイスキー」を作り始めた理由
2024.08.17

小学校に「蒸留所」ができた…「1年で完成する日本酒」の酒蔵が、「1年で完成しないウイスキー」を作り始めた理由

岐阜県高山市で200年続く老舗酒造店が、16年前に廃校となった小学校の体育館にウイスキー蒸留所を作った。日本酒をつくる酒蔵が、なぜ経験のないウイスキー造りをはじめたのか。中小企業診断士の伊藤伸幸さんが、舩坂酒造店の有巣弘城社長に取材した――。■ウイスキー蒸留所に生まれ変わった小学

公費解体直前に崩壊の酒蔵、再建目指す若おかみ 能登半島地震
2024.06.27

公費解体直前に崩壊の酒蔵、再建目指す若おかみ 能登半島地震

 公費解体を数日後に控えた老舗酒造店は、1階部分から突然崩れ落ちてしまった。石川県能登町で150年以上の歴史がある「松波酒造」。築100年以上とされる木造2階建ての住宅兼店舗には、若おかみの金七(きんしち)聖子さん(48)の思い出が詰まっている。「潰れたけれど、けが人がいなくてよかった。解体は

能登の酒、北海道・帯広で醸造 上川大雪酒造 被災蔵再建の力に
2024.05.29

能登の酒、北海道・帯広で醸造 上川大雪酒造 被災蔵再建の力に

 【帯広】上川大雪酒造(上川管内上川町)が、帯広畜産大にある「碧雲(へきうん)蔵」で、1月の能登半島地震で被災した日吉酒造店(石川県輪島市)の日本酒造りに取り組んでいる。被災地の酒蔵の復興を支援する全国的なプロジェクトの一環。28日は日吉酒造店の5代目杜氏(とうじ)の日吉智さん(49)を招き、

【独自】「私たちの後悔と思い出が詰まったお酒です」 3.11被災の酒蔵に侵入 無断で酒を持ち出す男2人の卑劣な犯行
2024.05.17

【独自】「私たちの後悔と思い出が詰まったお酒です」 3.11被災の酒蔵に侵入 無断で酒を持ち出す男2人の卑劣な犯行