# 記念施設

南三陸町の旧防災対策庁舎が町有化…震災遺構として保存、津波の恐ろしさの伝承活動に利用
2024.07.01

南三陸町の旧防災対策庁舎が町有化…震災遺構として保存、津波の恐ろしさの伝承活動に利用

 東日本大震災の津波で町職員ら43人が犠牲になった宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎が1日、町有化された。庁舎の保存か解体かで遺族や町民の意見が割れていたが、町は震災遺構として保存し、伝承活動に利用することとした。 庁舎は、県が2015年から暫定的に所有・管理してきた。町は津波の恐ろ

【新紙幣の偉人】千円札に描かれた“近代日本医学の父”北里柴三郎 予防医学の礎を築いた細菌学者の足跡をたどるゆかりの地
2024.06.30

【新紙幣の偉人】千円札に描かれた“近代日本医学の父”北里柴三郎 予防医学の礎を築いた細菌学者の足跡をたどるゆかりの地

 7月3日から紙幣が20年ぶりに刷新される。千円札の「新たな顔」となるのは、北里柴三郎だ。名前は知っているけれど、実はどんな人かよく知らない。そんな人のために北里柴三郎の足跡を改めて解説する。●ドイツで最先端医学を学ぶ18才で医学の道を志す。32才でドイツに渡り、ベ

現場跡地に献花台初設置 地元2町会「怖さ今も」 松本サリン30年・長野
2024.06.27

現場跡地に献花台初設置 地元2町会「怖さ今も」 松本サリン30年・長野

 オウム真理教による松本サリン事件で、亡くなった1人が住んでいた長野県松本市の明治生命寮跡地の公園に、地元の田町、新田町の2町会が26日、献花台を設置した。 町会による献花台設置は事件後初めて。 田町町会によると、昨年も公園に花束が置かれていたことから設置を決めた。

ひばりさんの長男・加藤和也氏が森田健作の番組に出演「母は歌手冥利に尽きることこの上ない」
2024.06.12

ひばりさんの長男・加藤和也氏が森田健作の番組に出演「母は歌手冥利に尽きることこの上ない」

 美空ひばりさんの長男で「ひばりプロダクション」代表の加藤和也氏(52)が、俳優の森田健作がパーソナリティを務めるFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(6月23日、午前6時30分)、ニッポン放送「森田健作 青春の勲章はくじけない心」(6月23日、午後7時)に出演することになり11日、都内で

対馬丸撃沈80年控えシンポ開催 生存者「戦争なき世界を」
2024.06.01

対馬丸撃沈80年控えシンポ開催 生存者「戦争なき世界を」

 太平洋戦争中に沖縄から出港した学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈され、学童ら1500人近くが死亡した事件から8月で80年となる前に、対馬丸記念館(那覇市)の展望を考えるシンポジウムが1日、市内で開かれた。生存者の高良政勝さん(84)は「戦争のない平和な世界になることが、記念館と対馬丸の子ど