# 覇権
上川氏「安保協力強化を」 豪紙に寄稿、総裁選意識か
【シドニー時事】上川陽子外相は5日付のオーストラリア経済紙「オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー」に寄稿し、「われわれは歴史の転換点にいる。日豪両国は既に強固な安全保障協力をさらに強めるべき時だ」と訴えた。 豪州で同日開催の日豪外務・防衛担当閣僚会議(2プ
来月5日に日豪2プラス2 対中連携確認へ
日豪両政府は9月5日に外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をオーストラリアで開催する。 木原稔防衛相が30日の記者会見で発表した。インド太平洋地域での中国の覇権主義的な動向を踏まえ、連携の強化を確認。共同訓練の拡充など安全保障協力の深化を打ち出す見通しだ。
南シナ海で合同演習や訓練実施 西側諸国、越との連携強化 比
【マニラ時事】フィリピンの軍や沿岸警備隊が8月、南シナ海で合同軍事演習や共同訓練を相次いで実施し、西側諸国などとの連携強化をアピールしている。 同海域で覇権主義的な動きを強める中国をけん制するのが狙い。 比海・空軍は7、8両日、米国、カナダ、オーストラリアと南シナ
「われわれは屈しない」 施政方針演説で南シナ海に言及 フィリピン大統領
【マニラ時事】フィリピンのマルコス大統領は22日、国会で施政方針演説を行い、中国が覇権主義的な動きを強めている南シナ海について、「われわれは屈しないし、動揺することもない」と強調した。 マルコス氏は中国を名指ししなかったものの、「妥協することなく、(南シナ海での
<一冊一会>さまざまな「たたかい」をテーマに歴史を振り返る5冊
今月は「たたかい」をテーマに選びました。いま一度、考え直す機会としていかがでしょうか。 敗戦後、満州や朝鮮半島で暮らしていた日本人は難民、棄民となった。朝鮮半島は38度線で区切られ、以北にいた人々は移動ができなくなった。そんな人々を集団脱出させた松村義士男は戦前、左翼として監視さ
アメリカは終わって中国の時代が来る?→社会学者がキッパリ否定する理由
混迷する世界情勢の中、「アメリカ一強の時代は終わった」という意見も大きくなっている。しかし、東大名誉教授で著名な社会学者の吉見俊哉は「アメリカの時代は終わっていない」と断言する。本稿は、吉見俊哉著『さらば東大 越境する知識人の半世紀』(集英社新書)を一部抜粋・編集したものです。
米中テク覇権争いでも関係強化、米財団がファーウェイの密かな味方に
(ブルームバーグ): 米ワシントンに本部を置くオプティカ財団は、エリザベス・ローガン最高経営責任者(CEO)が昨年11月に中国を訪問した際、内部やソーシャルメディアで訪中を広く告知した。だが、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)の本社訪問については触れていなかった。ブルームバーグ・
<韓日中首脳会議>3国共同宣言文には「米国の影」…中国が希望した「先端技術協力」への言及はなし
サプライチェーン領域などでの激しい米中覇権競争は27日に採択された第9回韓日中首脳会議共同宣言にも暗い影を落とした。3国は経済・通商、科学技術などの分野における協力は誓ったものの、中国が望む先端技術分野などへの言及はなかった。今回の首脳会議で米国の対中牽制(けんせい)に参加してい
中国は、頼清徳・台湾総統就任演説の「ここ」にこれほどまで激しく反発した
今月20日、台湾の頼清徳新総統は就任演説を行った。自らのことを「現実的な台湾独立仕事人」だと称した頼氏は、いわば筋金いりの「台湾独立派」だと一般的に認知されているが、今後の4年間、特に中国との関係性に関して彼はどのような方向性を目指していくのか。このことは台湾人と国際社会の大きな関心事となっ