# 褐色矮星
2024.09.03
星々を生み出す幻想的な星形成領域「NGC 1333」 ウェッブ宇宙望遠鏡が観測
こちらは「ペルセウス座」の方向約960光年先の星形成領域「NGC 1333」です。星形成領域とはその名の通り、ガスや塵を材料にして新たな星が形成されている領域のこと。星はガスや塵が高密度に集まった分子雲の中でも、特に濃い部分が重力によって崩壊する(潰れる)ことで誕生すると考えられています。NG
2024.08.26
放出したのは超新星爆発か連星ブラックホールか? 市民科学プロジェクトで見つかった400光年先の高速度星
こちらは「りょうけん座(猟犬座)」の方向約400光年先で見つかった天体「CWISE J124909.08+362116.0」、以下「J1249+3621」の起源についての想像図です。右の赤い天体がJ1249+3621で、左には超新星爆発を起こした白色矮星が描かれています。太陽は天の川銀河を秒速
2024.08.21
オンラインの一般参加プロジェクトで新しい天体を大発見
天文学的大発見は、インターネットと膨大な時間さえあれば誰でもできる。Tom Bickle氏、Martin Kabatnik氏、 Austin Rothermich氏の3人がその膨大な時間を費やした結果、時速約100万マイル(約160万キロメートル)で、天の川を突き進む天体を大発見
2024.08.01
「惑星」の新たな定義案が発表される 数値的な定義と分かりやすさを両立
2006年に決議された国際天文学連合(IAU)の「惑星の定義」は、太陽系に属する天体のみを対象としています。しかし、この定義には数値的な基準がなく、曖昧であるという批判があります。また、太陽以外の天体の周りを公転する「太陽系外惑星」が数千個発見されている中で、太陽系以外に定義が使えないのは良い
2024.07.23
6光年先の「恒星になれなかった天体」褐色矮星の気象、JWSTで詳細に分析
天候は曇り、最高気温は950度──これは、太陽系から約6光年の距離にある連星系を構成する2つの褐色矮星WISE 1049ABの「気象情報」だ。この気象情報を発表した英エジンバラ大学主導の研究チームは、12日に科学観測開始2周年を迎えたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を用