# 裁判長

非公開の女性の氏名、法廷で裁判長が読み上げるミス…高裁が謝罪
2024.07.30

非公開の女性の氏名、法廷で裁判長が読み上げるミス…高裁が謝罪

 交際していた男性から暴力を受けたなどとして、女性が損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、高松高裁の裁判長が判決言い渡しの際、女性が非公開とするよう求めた氏名を、法廷で読み上げていたことがわかった。 裁判長が法廷でミスに気づき、高裁は女性側に謝罪した。「再発防止に努めたい」としている。

非公開氏名誤って裁判長読み上げ 高松高裁「不注意だった」
2024.07.26

非公開氏名誤って裁判長読み上げ 高松高裁「不注意だった」

 交際していた男性から暴力を受けたと主張する原告女性が慰謝料を求めた民事訴訟の控訴審で、高松高裁の裁判長が26日、判決言い渡しの際、非公開を希望する女性の氏名を誤って読み上げた。高裁は取材に「裁判長の不注意だった」とミスを認め、女性側に謝罪したと明らかにした。 女性の代理人弁護士

南相馬市強盗致傷事件「犯行に重要な役割を果たしていた」28歳被告の控訴棄却
2024.07.26

南相馬市強盗致傷事件「犯行に重要な役割を果たしていた」28歳被告の控訴棄却

2023年2月に南相馬市で起きた強盗致傷事件に関する控訴審判決で、仙台高裁は一審の判決を支持し控訴を棄却しました。控訴していたのは、東京都のとび職・石志福治被告(28)です。一審で、実行役の男らと南相馬市の民家に押し入り、夫婦に暴行し現金などを奪ったとして、強盗致傷

「羞恥心を覚えるようなセックスの光景でも検証する」朝ドラのモデル三淵嘉子が裁判官となって決めた覚悟
2024.06.14

「羞恥心を覚えるようなセックスの光景でも検証する」朝ドラのモデル三淵嘉子が裁判官となって決めた覚悟

ドラマ「虎に翼」(NHK)のモデルであり、女性初の裁判長となった三淵嘉子。三淵の評伝を書いた佐賀千惠美さんは「戦後、女性にも道が開け、三淵さんも念願の裁判官になった。手記に、女性だからといって配慮するのではなく、男性同様、殺人や愛憎のもつれによるショッキングな事件も扱わせてほしいと綴っている」

信頼される裁判所に 富山地裁新所長が着任会見
2024.06.10

信頼される裁判所に 富山地裁新所長が着任会見

富山地方裁判所に6月新たに着任した中山大行所長が10日会見し、「信頼される裁判所となるよう力を尽くしたい」と抱負を述べました。6月5日付で着任した中山所長は北海道出身の59才。早稲田大学法学部を卒業後、これまで大阪地裁や東京地裁で刑事事件の裁判を中心に裁判長を務めて

客席から裁判員を選出し観客が〝判決〟 記者も〝体験〟 参加型裁判演劇「極刑」
2024.06.09

客席から裁判員を選出し観客が〝判決〟 記者も〝体験〟 参加型裁判演劇「極刑」

 2009年に始まった裁判員制度の意義と選出されたときの心構えを持ってもらおうと、昨年始まった参加型裁判演劇「極刑」の横浜公演がこのほど行われた。観客の中から本物の裁判員制度のように6人の裁判員が選任され、舞台に加わるほか、ほかの観客もスマートフォンで評議に参加し、強盗殺人事件の被告への判決を