# 虫送り

大たいまつ、田と人照らす 伝統農行事「虫送り」 藤枝・岡部町殿
2024.08.24

大たいまつ、田と人照らす 伝統農行事「虫送り」 藤枝・岡部町殿

 藤枝市岡部町殿地区で23日夜、火の中に飛び込む害虫を駆除し、虫を供養して豊作を祈願する農行事「虫送り」が行われた。子どもから大人まで多くの地元住民が水田脇の直径約40センチ、高さ150センチの大たいまつに火をともして歩いた。 子どもたちはたいまつを手に列をつくり、水田沿いに設置

豊作と復興願う火 白山市横江で虫送り
2024.07.23

豊作と復興願う火 白山市横江で虫送り

 300年以上の伝統を持つ白山市無形民俗文化財の「横江の虫送り」は21日、横江町の宇佐八幡神社周辺で行われ、住民が豊作と能登の早期復興を願った。 害虫を追い払う太鼓の音が響く中、住民がたいまつなどを手に国史跡「東大寺領横江荘遺跡」近くの水田の周りを巡った。午後8時半ごろ、神社前に

豊作願い「虫送り」 たいまつで水田かざす、和歌山県白浜町大古
2024.07.22

豊作願い「虫送り」 たいまつで水田かざす、和歌山県白浜町大古

 和歌山県白浜町大古で20日夜、豊作を願う「虫送り」の行事があった。地域住民ら約40人が参加し、たいまつの炎で水田をかざしながら歩いた。 源平合戦で活躍した武士・斎藤実盛(さねもり)が乗っていた馬が、稲の切り株につまずいた時に討ち取られたため、実盛が害虫に化けて稲を荒らすようにな

害虫に生まれ変わった平家武将の魂、送り出す「鹿子原の虫送り踊り」 200年以上継承、唄と踊りで五穀豊穣願う 島根県無形民俗文化財(邑南町)
2024.07.21

害虫に生まれ変わった平家武将の魂、送り出す「鹿子原の虫送り踊り」 200年以上継承、唄と踊りで五穀豊穣願う 島根県無形民俗文化財(邑南町)

 島根県邑南町矢上地区で20日、200年以上続くとされる島根県無形民俗文化財「鹿子原(かねこばら)の虫送り踊り」があった。花がさに浴衣姿の男たちが害虫退散や五穀豊穣(ほうじょう)を願い、地区の各地で唄と踊りを奉納した。 地区の伝承で、平家の武将・斎藤実盛が源平合戦に敗れて逃走する

伝統行事「虫送り」 稲に付いた虫を追い払い豊作を願う 香川・小豆島町
2024.07.08

伝統行事「虫送り」 稲に付いた虫を追い払い豊作を願う 香川・小豆島町

 稲に付いた虫を追い払い豊作を願う伝統行事、「虫送り」が香川県小豆島で行われました。 6日午後7時ごろ、小豆島町の中山千枚田には「火手(ほて)」という竹で出来たたいまつを持った親子連れら約550人が集まりました。 虫送りとは、江戸時代にイナゴが大量発生し、多くの人が