# 義肢

義足生活で注意すべきポイントは?体重管理は欠かせない【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.09.12

義足生活で注意すべきポイントは?体重管理は欠かせない【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#35 普段、歩こうと足を1歩前に踏み出す際は、膝を伸ばす役割を担う大腿四頭筋の力が欠かせません。下腿切断であれば大腿四頭筋への影響がないため、切断前と同様の歩行を行えます。しかし、大腿四頭筋が失われる大腿切断や股関節離断の場合には、イチから

ウクライナ医療関係者が神戸市西区の義肢装具リハビリ施設を視察/兵庫県
2024.09.10

ウクライナ医療関係者が神戸市西区の義肢装具リハビリ施設を視察/兵庫県

義手や義足など義肢装具のリハビリを学ぶウクライナ政府の医療関係者が、兵庫県神戸市西区のリハビリテーションセンターを視察しました。兵庫県神戸市西区の県立総合リハビリテーションセンターを訪れたのは、ウクライナから来日した、義肢装具のリハビリに携わる医療関係者の視察団7人です。

義手や義足のリハビリ現場を視察 ウクライナ政府担当者らが兵庫県訪問/兵庫県
2024.09.09

義手や義足のリハビリ現場を視察 ウクライナ政府担当者らが兵庫県訪問/兵庫県

兵庫県内の医療機関を視察に訪れたウクライナ政府の担当者らが県の斎藤知事を表敬訪問しました。斉藤知事の元を訪れたのは、ウクライナ保健省の担当者や、リハビリ科医など合わせて8人の視察団と、JICA関西の木村所長です。兵庫県は、震災から復興する中で掲げた「創造的復興」の理

パラ「一緒に戦う」と技術者ら 選手支える「装具」ミリ調整
2024.09.04

パラ「一緒に戦う」と技術者ら 選手支える「装具」ミリ調整

 パラアスリートを支えるのは、車いすや義足だけではない。選手がより快適に、不安なく動くためにはサポーターなどの「装具」が必需品だ。島根県の義肢装具メーカー「中村ブレイス」は、パリ・パラリンピック車いすテニス代表で同県出身の三木拓也(35)の装具を長年担う。技術者らは「一緒に戦う」とエールを送っ

パラの技術者「チームで柔軟に」 東京大会支えた義肢装具士
2024.08.30

パラの技術者「チームで柔軟に」 東京大会支えた義肢装具士

 義肢や装具のメンテナンスを担う義肢装具士は、パラリンピックに欠かせない存在だ。神戸医療福祉専門学校三田校(兵庫県三田市)の教員唐内健太さん(37)は、技術者として2021年東京大会に参加した。パリで同じ立場を担う人々に「チームで柔軟に取り組んで」と期待を込める。 高校生の時、足

義足生活を快適にさせるパーツとは…摩擦を防ぎ足を保護【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.08.29

義足生活を快適にさせるパーツとは…摩擦を防ぎ足を保護【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#33 病気やケガで足の切断を控える方の中には、「できるだけ足を長く残したい」と訴えるケースが少なくありません。執刀医も患者さんの希望に合わせて切断部位を考慮しようとしますが、膝下で切断する下腿切断の場合、残存肢が長いと手術をしていない足との

パリ・パラ 横須賀の会社、車いすテニス荒井選手に義肢提供 現地で支援も
2024.08.28

パリ・パラ 横須賀の会社、車いすテニス荒井選手に義肢提供 現地で支援も

 二人三脚で歩んできた戦いの集大成へ─。28日に開幕するパリパラリンピックに車いすテニス日本代表として挑む荒井大輔選手(36)=BNPパリバ=を後押ししているのが、横須賀市内で義肢装具の製作・販売をしている湘南義肢研究所(同市小川町)。義足の開発提供をしてきた同社代表取締役の大石好幸さん(55

義足はどういった流れで作られているのか…まずは断端管理【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.08.15

義足はどういった流れで作られているのか…まずは断端管理【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#31 義足には、切断して残された足の部分(断端)を収納する「ソケット」と呼ばれる筒状の部品があります。主に熱硬化性樹脂で作られ、おのおのの断端に合うようオーダーメードで作ります。しかし、足を切断した直後は断端がパンパンに腫れて硬くなり、断端

国内利用者は7万人…「義足」にはどういった種類があるのか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.08.08

国内利用者は7万人…「義足」にはどういった種類があるのか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#30「義足」とは、病気やケガで足の切断を余儀なくされた方が、失われた足の機能を補うために使用する人工の足です。 義足利用者は国内に約7万人いるとされ、足の切断部位によって義足の種類が異なります。 主に4つのタイプ

ルワンダ大虐殺30年 現地で義肢提供の夫妻、茅ケ崎で講演 「国の再建に向かって前を向いている」
2024.07.14

ルワンダ大虐殺30年 現地で義肢提供の夫妻、茅ケ崎で講演 「国の再建に向かって前を向いている」

 1994年に犠牲者100万人以上ともいわれる民族対立による大虐殺が起きたアフリカ・ルワンダ出身のガテラ・ルダシングワ・エマニュエルさん(69)と妻の真美さん(61)が14日、茅ケ崎市内で講演会を開いた。大虐殺の3年後から現地に義肢製作所を開設して支援活動に取り組んできた。ガテラさんは「ルワン

全身の火傷で両足が骨と皮だけになった青年、義肢装具士がもたらした希望「私に新しい足を与えてくれた」恩人の言葉
2024.07.06

全身の火傷で両足が骨と皮だけになった青年、義肢装具士がもたらした希望「私に新しい足を与えてくれた」恩人の言葉

 22年前、ガス漏れが原因の爆発事故によって全身40%の火傷を負った濱安高信さん。植物状態から奇跡的な生還を経て、懸命なリハビリを続けてきた。火傷がひどく両足は3分の1程度の細さになり、「もう二度と自分の足で歩けるようにならない」と宣告を受けた濱安さんにとって、義肢を調整する装具士の先生は「新