# 紙媒体
インターネット上の「黒歴史」は削除できる...デジタル時代に紙で文字を残し続ける意味とは?
『アステイオン』100号の特集「「言論のアリーナ」としての試み」をテーマに行われた、小川さやか・立命館大学教授、ライターのトイアンナ氏、鷲田清一・大阪大学名誉教授、田所昌幸・国際大学特任教授による座談会より。■紙媒体の意義について【田所】 紙の本や雑誌が売れず、ビジ
「ライバルはムー?」バイク雑誌の顔した“サブカル旅本” 『モトツーリング』神田英俊編集長に聞く編集論
■とにかくクセが強いバイク雑誌 編集部員が全国を走り回って作る、ちょっとおバカでとことん役立つ”元祖"雑記帳的バイクツーリング専門誌――。そう標榜するのが、内外出版社から刊行されている「モトツーリング」である。 オートバイ雑誌や旅行雑誌は数あれど、「モトツーリング
『タウンページ』廃刊で気になる『JTB時刻表』の今、編集長が語る紙媒体としての行く末
7月19日、NTT東日本とNTT西日本は職業別加入者の電話帳、『タウンページ』の提供を2026年3月31日で終了することを発表した。1890年に始まった『電話加入者人名表』が、1983年に人名別の『ハローページ』と職業別の『タウンページ』に改称。『ハローページ』は2023年2月の最終版をもっ
殺伐としたSNSはもうやめて日記でにやにや和みましょう(レビュー)
人様の日記を読む、というのは通常あまり出来ることではない、はずである。しかしこの世には「日記文学」という合法的に日記が読めるジャンルがある。主に平安時代から鎌倉時代までのものを指すようだが、私は現代の日記も文学だと思って読んでいる。 下北沢に日付のついた日記の作品しか置いていな
一文字空けるか、空けないか…「紙に文字を書く」のが「ふつう」ではなくなった今、揺れ始めている「日本語の表記」
日本語の表記が揺れている。 たぶん、大和の昔から、おそらく文字記録が始まったころから揺れて、いまも揺れている。 人が使っている言語だから当然だ。 いつものことである。 なので、いまの揺れ具合について気づいたところを書くまでである。
運転が好きになる小型車「スズキ スイフト」
「やっぱり紙のカタログってとっても大切だと思うんですよ。スズキ自動車ではやめるっていう予定はありません。自動車という商品を買っていただくためには、エモーショナルな紙カタログって絶対に必要だと思っています」新橋の一角にあるスズキ自動車株式会社広報部に、今回お貸しいただいたスイフトを