# 紀行文

京都市内をアートで巡るArt Rhizome KYOTO 2024「逆旅京都」が開幕
2024.09.01

京都市内をアートで巡るArt Rhizome KYOTO 2024「逆旅京都」が開幕

京都市内10箇所を会場に京都にゆかりのあるアーティスト14名の展示を行うArt Rhizome KYOTO 2024「逆旅京都」が、2024年9月3日(火)から、およそ2ヶ月間開催される。宿泊施設、商業施設、公共空間など文化と歴史のまち京都を物語る10会場を巡るアートプロジェクト

仙台で執筆を続ける私小説作家が東北各地を辿る、現代の「おくのほそ道」(レビュー)
2024.08.14

仙台で執筆を続ける私小説作家が東北各地を辿る、現代の「おくのほそ道」(レビュー)

 最近では東北地方全体を陸奥と呼ぶことも多い。言葉の由来は「道の奥」で、カタカナにすると「未知の奥」という意味合いも籠もるように感じると著者は書いている。人口比からしても、東北地方をそのように捉えている人は相当数いるだろう。 住まいのある仙台も含めた東北各地での経験について書かれ

「光る君へ」で観たい枕草子シーン 短いフレーズでハッとさせる表現 比較されてきた清少納言と紫式部
2024.07.07

「光る君へ」で観たい枕草子シーン 短いフレーズでハッとさせる表現 比較されてきた清少納言と紫式部

「源氏物語」の作者・紫式部を主人公とした大河ドラマ「光る君へ」。凋落していく中宮・定子さまに捧げた、清少納言の「枕草子」も話題になっています。清少納言を推してきた編集者・たらればさんは「わたしは清少納言が大好きではありますが、(清少納言を日記で鋭く批判した)紫式部という偉大な作家がいなければ、

世界最古の恋愛小説といわれる『源氏物語』執筆の地へ【『光る君へ』所縁の地を旅する】大津・琵琶湖編
2024.06.09

世界最古の恋愛小説といわれる『源氏物語』執筆の地へ【『光る君へ』所縁の地を旅する】大津・琵琶湖編

紫式部を育んだ平安京に始まり、『源氏物語』所縁の宇治、物語の構想を得たと伝えられる石山寺、藤原宣孝と恋文を交わした越前の地に、紫式部の残り香を求めて旅をする。◆石山寺紫式部は一時期、父為時の赴任に伴い都を離れて越前に下向している。為時一行は琵琶湖の打出浜(大津市)か