# 粉体流 2024.09.16 597人のうち466人が死んだ…村を丸ごと破壊した「浅間山の大噴火」のおぞましき威力 〈火口から約四キロ、標高差一一〇〇メートルおりた所で、毎秒一〇〇メートルから一五〇メートルあったろうと推定される火砕流が、途中の土砂・岩石などをも巻き込みながら、量と勢いをまして、あっという間に鎌原村を襲い……〉これは、学習院大学名誉教授で近世史の研究者である大石慎三郎氏による『