# 第九コンサート
2024.06.12
告げられた余命は「8月まで」、年末の第九合唱を夢見て「死ぬわけには」…音楽が笑顔を広げると願い
子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで3世代がベートーベンの交響曲第9番(第九)を歌い、年の瀬の街に笑顔が広がっていく――。12月末に京都府立けいはんなホール(京都府精華町)で開かれる「『全』市民第九コンサート」を企画したのは、末期がんを患う京田辺市のピアニスト、竿下和美さん(49)だ。夢