# 神経細胞

肥満治療薬の仕組み なぜ一口食べる前から満腹を感じる? 「食前満腹感」を引き起こす脳の仕組みを解明
2024.07.09

肥満治療薬の仕組み なぜ一口食べる前から満腹を感じる? 「食前満腹感」を引き起こす脳の仕組みを解明

 韓国のソウル大学校や米UT サウスウェスタン・メディカル・センターなどに所属する研究者らが発表した論文「GLP-1 increases preingestive satiation via hypothalamic circuits in mice and humans」は、肥満治療薬が食事

会話の中で「アレ」「コレ」が増えたら要注意…最新研究が明らかにした「おりがみ脳活」の驚くべき効果
2024.07.05

会話の中で「アレ」「コレ」が増えたら要注意…最新研究が明らかにした「おりがみ脳活」の驚くべき効果

健康で長生きするにはどうすればいいのか。脳科学者の西剛志さんは「脳の老化を防ぐことが大切だ。指先を速く動かすことで脳の認知機能を高めることができるため、おりがみは脳活に最適な方法の一つと言える」という。86歳のおりがみ作家・伊達博充さんの著書『脳科学でわかった! 80歳からでも若返るすごい脳活

スポーツがメンタルに与える驚くべき6つの新効果 「スポーツマインド」が時代を切り開く!
2024.06.08

スポーツがメンタルに与える驚くべき6つの新効果 「スポーツマインド」が時代を切り開く!

いよいよ2024年7月26日から開幕するパリ・オリンピック。トップアスリートの強靭な肉体や精神に世界が熱狂する日も近い。そんな気分の高まりに乗じて、メンタルヘルスの分野でも「スポーツマインド」はポジティブな日常に欠かせない。『エル・ジャポン』2024年7月号より。スポーツは単なる

マウスの母乳中の抗体 子の脳にも届くことを実証 群馬大など
2024.05.29

マウスの母乳中の抗体 子の脳にも届くことを実証 群馬大など

 マウスの母乳中に含まれる抗体は子の脳にも届き、脳の発達や社会性に影響を与えている可能性があることを群馬大学などの研究グループが発表した。抗体が脳に入らないようにした遺伝子改変マウスでは、脳内の特定の神経細胞などが通常のマウスより少ないほか、ペアのマウスと長い接触行動を示すことが分かった。母乳

バナナなどのにおい物質 脳細胞の働きすスメル効果 福島医大など研究チーム発表 記憶や運動機能改善
2024.05.28

バナナなどのにおい物質 脳細胞の働きすスメル効果 福島医大など研究チーム発表 記憶や運動機能改善

 福島医大や理化学研究所などの研究チームは、バナナなどに含まれるにおいの基となる化学物質のフェニル酢酸を用いて哺乳類の脳神経細胞の働きを促す手法を確立した。現在はマウスによる実験段階だが、将来的には人体への応用も期待される。実現すれば、加齢や病気に伴う物忘れの改善や運動機能の回復につながるとい

インフル薬リレンザで神経再生? 脳梗塞マウス実験、名古屋市立大
2024.05.24

インフル薬リレンザで神経再生? 脳梗塞マウス実験、名古屋市立大

 抗インフルエンザ薬のリレンザを投与すると、脳梗塞で傷害を受けた脳内で新たな神経細胞の移動が促され、再生して機能が回復することをマウスの実験で確認したと、名古屋市立大の沢本和延教授らのチームが24日付の科学誌に発表した。 ヒトの成人では基本的に新たな神経細胞が生まれず、新治療法の

脳の老化研究、研究史を含めて基礎から丁寧に解説―森 望『老いをみつめる脳科学』養老 孟司による書評
2024.05.12

脳の老化研究、研究史を含めて基礎から丁寧に解説―森 望『老いをみつめる脳科学』養老 孟司による書評