# 睡眠研究

睡眠中に脳が情報処理、井ノ口富山大教授ら仕組み解明 深い眠りで整理、浅い眠りで推論
2024.06.25

睡眠中に脳が情報処理、井ノ口富山大教授ら仕組み解明 深い眠りで整理、浅い眠りで推論

 富山大の井ノ口馨卓越教授(神経科学)らは24日、睡眠中に脳が情報処理する仕組みを突き止めたと発表した。深い眠りの「ノンレム睡眠」で既存の記憶を整理し、浅い「レム睡眠」で学んでいないことを推論して答えを導くことを明らかにした。 研究ではA~Eの5部屋を用意。マウスに「A―B」「B

寝不足の子どもは「一生のハンデを背負う」可能性も…!ノーベル賞候補の睡眠学者が明かす“隠れ睡眠不足”の「恐ろしい実態」
2024.06.02

寝不足の子どもは「一生のハンデを背負う」可能性も…!ノーベル賞候補の睡眠学者が明かす“隠れ睡眠不足”の「恐ろしい実態」

 謎多き睡眠の分野に挑み続ける世界的な研究者がいる。筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 機構長の柳沢正史教授だ。ノーベル賞の有力候補とも言われており、睡眠学の分野においてその存在を知らない人はまずいない。 前回記事『ナポレオンも実は「睡眠不足」だった…「ショートスリーパーの99%

毎日“6時間睡眠”の人は「酔っ払いながら仕事をしているのと同じ」って…!ノーベル賞有力候補の睡眠学者が憂う、日本社会の「深刻な睡眠不足」
2024.05.31

毎日“6時間睡眠”の人は「酔っ払いながら仕事をしているのと同じ」って…!ノーベル賞有力候補の睡眠学者が憂う、日本社会の「深刻な睡眠不足」

 睡眠は、謎が多い。人間はなぜ眠るか。睡眠中に何が起こっているのか。これらの問いは、いまだ正確に解明されていない。 しかし、そんな“聖域”に挑み続ける世界的な研究者がいる。筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 機構長の柳沢正史教授だ。ノーベル賞の有力候補とも言われており、睡眠学の分