# 皮膚疾患

手指の関節の赤みから皮膚筋炎と大腸がんが見つかった…自己免疫が原因なら薬で治療できる
2024.08.23

手指の関節の赤みから皮膚筋炎と大腸がんが見つかった…自己免疫が原因なら薬で治療できる

 膠原病といえば、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどが挙げられることが多いが、次いで多いとされるのが「皮膚筋炎」だ。皮膚と筋肉に炎症が起こる自己免疫疾患で、60歳前後の中年に発症しやすい。悪性腫瘍との合併も多く報告され、悪性腫瘍によるデルマドロームとして皮膚症状を引き起こすケースも少なく

手の平や足の裏に水ぶくれや膿疱が繰り返しできる「掌蹠膿疱症」なりやすい人の特徴は?医師が解説
2024.08.14

手の平や足の裏に水ぶくれや膿疱が繰り返しできる「掌蹠膿疱症」なりやすい人の特徴は?医師が解説

■掌蹠膿疱症とはどのような病気?掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とは、手の平や足の裏に膿疱が繰り返して慢性的にできる病気のことです。一般的に、膿というものは細菌感染などによって引き起こされますが、掌蹠膿疱症における膿疱は感染によって生じるものではありません。<

「体中まで突き刺すかゆみ」内海和子が幼少期から悩むアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患の苦しみといまの境地「病気と闘うと身が持たない」
2024.08.14

「体中まで突き刺すかゆみ」内海和子が幼少期から悩むアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患の苦しみといまの境地「病気と闘うと身が持たない」

元・おニャン子クラブのメンバーの内海和子さんは幼少期から長年、皮膚疾患を患い苦しんできたそう。それは近年経験したパニック障害よりもつらかったと言います。(全5回中の4回)■パニック障害よりもつらかった皮膚疾患との戦い── 内海さんは皮膚疾患で通院されているとのこと。

意外と知らない塗り薬の使い分け。種類別の使い方や併用時の注意点は?【薬剤師】
2024.07.23

意外と知らない塗り薬の使い分け。種類別の使い方や併用時の注意点は?【薬剤師】

塗り薬の種類が多く、どのように使い分けたらいいのかわからず困ったことはありませんか。塗る場所や症状など、目的に応じて適切に使い分けることが大切です。今回は、塗り薬の種類や種類別の使い方、複数の塗り薬を併用するときの注意点について薬剤師が解説します。塗り薬とは、文字通り皮膚に直接塗

放置れされがちな皮膚疾患 特に高齢者ではQOLに大きな影響が【老親・家族 在宅での看取り方】
2024.07.17

放置れされがちな皮膚疾患 特に高齢者ではQOLに大きな影響が【老親・家族 在宅での看取り方】

【老親・家族 在宅での看取り方】#102 訪問診療先では寝たきりの患者さんも多いですから、床ずれ(褥瘡=じょくそう)や血流悪化による足の壊死(えし)に対応することは日常的です。また、高齢の方では、足腰の手術などをきっかけに歩き方に癖ができ、各足の指の適度な踏みしめが十分にできなく

【読み解く】気温の高い梅雨に注意! 普通のニキビと区別が難しい“カビ”が原因で発症する「マラセチア毛包炎」とは?
2024.07.14

【読み解く】気温の高い梅雨に注意! 普通のニキビと区別が難しい“カビ”が原因で発症する「マラセチア毛包炎」とは?

湿度の高い今の季節、食中毒を起こす細菌が増殖しやすいだけでなく、カビが発生しやすくなっています。カビが育つには栄養・水分・温度・酸素が必要なんですが、梅雨は湿度70%以上、温度10~30℃という、カビの発生に最適な時期です。カビというと食品や水回りに発生するイメージですが、実は人

水虫を市販薬で治そうとすると、かえってお金がかかる…潜在的な患者「6人に1人」水虫を確実に治す鉄則
2024.06.07

水虫を市販薬で治そうとすると、かえってお金がかかる…潜在的な患者「6人に1人」水虫を確実に治す鉄則

水虫にはなりたくない。どんな対策が有効なのか。産業医の池井佑丞さんは「大規模疫学調査で日本人の6人に1人は水虫を起こす白癬菌を持っていることがわかった。プールの更衣室やサウナなどでもらう可能性もある。対策と正しい治療法を知ってほしい」という――。■水虫にはさまざまな種類がある

水虫が足裏のがんに関与 治療で発生予防に効果か 慈恵医大
2024.05.24

水虫が足裏のがんに関与 治療で発生予防に効果か 慈恵医大

 東京慈恵会医科大の研究グループは24日までに、水虫と、皮膚がんの一種である足の裏の「メラノーマ」の発生に相関が認められたと発表した。これまで足裏のがん発生には物理的な刺激が関わっていると想定されていたが、感染症である水虫との関連が初めて示された。水虫の治療や予防により、これまで困難とされてき

オンラインでも高精度 皮膚科専門医、正診率8割超 新潟大
2024.05.16

オンラインでも高精度 皮膚科専門医、正診率8割超 新潟大