# 琉球漆器

再建中の首里城正殿に羽目板搬入 リスの彫刻、玉座の周り装飾
2024.07.22

再建中の首里城正殿に羽目板搬入 リスの彫刻、玉座の周り装飾

 2019年の火災で大半が焼失し再建中の首里城(那覇市)の正殿に22日、「羽目板」と呼ばれる板状の彫刻物が搬入され、報道陣に公開された。羽目板は琉球王国時代に国王の玉座が安置されていた台座「須弥壇」の飾りに用いられ、繁栄の象徴とされるリスやブドウの文様が生き生きとした彫刻で描かれている。今後色

輪島塗、琉球漆器で復興のシンボル制作 首里城再建の端材で工芸品
2024.07.11

輪島塗、琉球漆器で復興のシンボル制作 首里城再建の端材で工芸品

 能登半島地震で被災した輪島塗職人と、那覇市の世界遺産「首里城」の再建に携わる琉球漆器の職人が、「復興のシンボル」をテーマとした工芸品を共同制作する。首里城の復元に使われる木材の端材に輪島塗を施し、箸置きやコースターなどを手掛ける予定で、2026年の首里城正殿の完成に合わせた記念品の制作も検討

首里城と輪島、共に復興を 漆芸職人の交流実施へ
2024.06.20

首里城と輪島、共に復興を 漆芸職人の交流実施へ

 沖縄県は20日、能登半島地震に見舞われた石川県輪島市の輪島塗職人と、2019年の火災で大半が焼失した首里城(那覇市)の復興に関わる琉球漆器の職人の交流事業を本年度中に実施すると明らかにした。両県の職人が学び合う機会を設けるため、石川県と共同企画する。「災害と火事という違いはあるが、復興に向け