# 現実逃避

「同僚をこっそりとアプリで追うように…」正規の登山ルートを外れる危険な行為、“バリ”に引かれてしまった男の苦難 石田夏穂が『バリ山行』(松永K三蔵 著)を読む
2024.09.01

「同僚をこっそりとアプリで追うように…」正規の登山ルートを外れる危険な行為、“バリ”に引かれてしまった男の苦難 石田夏穂が『バリ山行』(松永K三蔵 著)を読む

 本書は「新田テック建装」に勤める波多(はた)が、同じ課にいる同僚の妻鹿(めが)と、そして「バリ」に肉薄する物語である。「バリ」とは「バリエーションルート」を指す。一般に「通常の登山道でない道を行く」バリは、その難易度と自由度と達成度の高さから、ある一定の支持を集める登山ルートだ

「会社を辞めるしかない」 介護離職しないために必要なこと
2024.08.29

「会社を辞めるしかない」 介護離職しないために必要なこと

 介護離職防止支援センター(仙台市)代表の佐藤一臣氏は毎日新聞政治プレミアの取材に応じた。「現実には、近い身内に介護が必要な人が出ない限り、介護制度について知ろうとする人はまずいません」と語った。 佐藤氏は介護離職について多くの相談を受けている。「(介護離職の)言葉は聞かれるよう

「鬼滅」でも「進撃の巨人」でも「ハガレン」でもない…海外のアニメファンが歴代1位に選んだ「非ジャンプ作品」
2024.08.12

「鬼滅」でも「進撃の巨人」でも「ハガレン」でもない…海外のアニメファンが歴代1位に選んだ「非ジャンプ作品」

日本のアニメは海外でどのように見られているのか。エンタメ社会学者の中山淳雄さんは「日本と同じく異世界を舞台にしたファンタジーRPG作品が人気だ。その背景には、社会ルールの複雑化と未来への期待の無さがある」という――。■なぜ世界中で「ファンタジーRPGアニメ」が人気なのか<

「根性論を持ち込む上司」に部下が絶対言ってはいけない「納得の言葉」
2024.07.22

「根性論を持ち込む上司」に部下が絶対言ってはいけない「納得の言葉」

根性論を押しつける、相手を見下す、責任をなすりつける、足を引っ張る、人によって態度を変える、自己保身しか頭にない……どの職場にも必ずいるかれらはいったい何を考えているのか。発売たちまち6刷が決まった話題書『職場を腐らせる人たち』では、ベストセラー著者が豊富な臨床例から明かす。自覚

「家に帰りたくないと思う瞬間」ランキング。1位に選ばれたのは、誰もが共感できる“あの瞬間”だった
2024.05.28

「家に帰りたくないと思う瞬間」ランキング。1位に選ばれたのは、誰もが共感できる“あの瞬間”だった

「今日は、家に帰りたくない…」そんな風に思ったことはありますか。HiClubが提供するやさしいSNS「GRAVITY」が、20~39歳の男女1155人を対象に「家に帰りたくないと思う瞬間」に関するアンケート調査を実施。その結果を5月27日に発表しました。10位 家が