# 熱エネルギー

夏の「灼熱車内」がマシになる!? 自分で冷える「放射冷却塗装」の効果とは 日産が実証実験
2024.08.11

夏の「灼熱車内」がマシになる!? 自分で冷える「放射冷却塗装」の効果とは 日産が実証実験

 日産は2024年8月6日、車内温度の上昇を抑制する「自動車用自己放射冷却塗装」の実証実験を公開しました。 日産は、直射日光による車内温度の過度な上昇を防ぎ、冷房時のエネルギー消費を減らし、燃費や電費の向上に貢献する自動車用自己放射冷却塗装の開発を進めています。 こ

別府市が鶴見岳周辺一帯を「アボイドエリア」に追加指定 温泉発電の乱開発から泉源守る
2024.08.05

別府市が鶴見岳周辺一帯を「アボイドエリア」に追加指定 温泉発電の乱開発から泉源守る

 大分県別府市は鶴見岳周辺の一帯(約2200ヘクタール)を、温泉発電の乱開発から泉源を守る「アボイドエリア」に追加指定した。阿蘇くじゅう国立公園とほぼ重なっており、これまでは自然公園法で開発が抑えられてきた。2021年に政府が地熱発電の積極推進へ方針を見直したことで、新規掘削の可能性が高まって

10kWの「熱」無電力輸送、名古屋大が開発した「ループヒートパイプ」の効果
2024.07.28

10kWの「熱」無電力輸送、名古屋大が開発した「ループヒートパイプ」の効果

名古屋大学のショーン・サマーズ・ニール大学院生と上野藍講師、長野方星教授らは、10キロワットの熱を無電力輸送する装置を開発した。182度Cの排熱で水を蒸発させて蒸気として運んで熱を利用する。熱輸送量は1・6倍に向上した。熱を運ぶためのエネルギーが要らない。データセンターや電気自動車(EV)など

もはや電源不要? 湧水に浸すだけで発電、産総研などが世界初開発
2024.06.20

もはや電源不要? 湧水に浸すだけで発電、産総研などが世界初開発

 地表に湧き出る地下水「湧水(ゆうすい)」に浸すだけで発電できる技術を世界で初めて開発したと、産業技術総合研究所(茨城県)などのチームが発表した。湧水と大気の温度差を使うのが特徴。水力発電のような水の流れが不要で、昼夜を問わず発電でき、電源がいらない計測器などに応用できるという。

「スーパーホットロック」地熱エネルギーとは? 地球深部にあるクリーンエネルギー源の「可能性」
2024.05.10

「スーパーホットロック」地熱エネルギーとは? 地球深部にあるクリーンエネルギー源の「可能性」