# 炭化ケイ素

SiCウエハーの8インチ化に貢献、Mipoxが研磨装置開発
2024.06.15

SiCウエハーの8インチ化に貢献、Mipoxが研磨装置開発

Mipoxは炭化ケイ素(SiC)8インチウエハーのエッジ部とノッチ部を連続で面取り加工できる研磨装置を開発した。研磨フィルムを使った独自工法で従来の砥石(といし)による研削から生産性を大幅に高め、SiCウエハーの8インチ化に貢献する。価格は標準仕様で約7500万円(消費税抜き)。初年度10台の

三菱電機が低電流領域向け投入、「SiC半導体モジュール」新製品の性能
2024.06.15

三菱電機が低電流領域向け投入、「SiC半導体モジュール」新製品の性能

三菱電機は炭化ケイ素(SiC)の金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)パワー半導体モジュールの新製品2製品の販売を始めた。鉄道車両の補助電源装置や小容量の駆動システムなど、低電流領域に展開する。価格は個別見積もり。同社は3月に鉄道車両の駆動システムや直流送電など、大

「さらば堅実経営」パワー半導体ロームの乾坤一擲、2025年の世界シェア首位を目指して怒濤の投資
2024.06.11

「さらば堅実経営」パワー半導体ロームの乾坤一擲、2025年の世界シェア首位を目指して怒濤の投資

 東芝、日立製作所、NEC――。大手総合電機が背負ってきた“日の丸半導体”の凋落を横目に、成長を続けてきた独立系半導体メーカー。今や国内ではパワー半導体の雄となった、そのロームが大勝負に出ている。 シリコンサイクルの浮き沈みに翻弄される半導体業界で、ひときわ「堅実経営」が知られて

三菱電機のパワー半導体新工場、5か月早め2025年11月稼働へ…熊本県菊池市で建設中
2024.05.30

三菱電機のパワー半導体新工場、5か月早め2025年11月稼働へ…熊本県菊池市で建設中

 三菱電機は29日、熊本県菊池市で建設中のパワー半導体の新工場について、稼働開始を2025年11月に前倒しすると発表した。電気自動車(EV)などで需要が高まっているため、当初、予定していた26年4月から約5か月早める。 パワー半導体は電力の制御に使われる。新工場は炭化ケイ素(Si