# 楠健二

輪切り解体「異論ない」 ビル倒壊で妻娘犠牲の楠さん
2024.08.20

輪切り解体「異論ない」 ビル倒壊で妻娘犠牲の楠さん

 能登半島地震で倒壊した7階建てビルの下敷きになった居酒屋の店主、楠健二さん(56)が19日、輪島市内の倒壊現場を訪れた。市がビルの公費解体に向け、上層部から順に「輪切り」にして取り壊す工法を検討していることについて「解体に異論はないが、なぜ2人が犠牲になったのか、ビルが倒れた原因の究明はして

〈能登地震から7ヶ月〉「痛い」「助けて」「水飲みたい」隣接するビルが倒壊して妻子を失った父親の脳裏に今も浮かぶ光景…「なんで倒れたんだよ、倒れないように打たれたはずの杭が折れるって…」
2024.08.06

〈能登地震から7ヶ月〉「痛い」「助けて」「水飲みたい」隣接するビルが倒壊して妻子を失った父親の脳裏に今も浮かぶ光景…「なんで倒れたんだよ、倒れないように打たれたはずの杭が折れるって…」

多くの人が穏やかな元日のだんらんを過ごしていた夕方、最大震度7の大地震が能登半島を襲った。未曾有の大震災の発生から7ヶ月以上が経った今も、石川県・輪島朝市通り周辺には、倒壊した家屋やビルが多数残っている。被害の象徴といわれる7階建ての「五島屋ビル」は耐震性の高い鉄筋コンクリート造だったが、根元

能登半島地震でビルの下敷き 娘と妻失った楠さん 川崎で居酒屋再開 悲しみ癒えぬも「始めるしかない」 
2024.06.10

能登半島地震でビルの下敷き 娘と妻失った楠さん 川崎で居酒屋再開 悲しみ癒えぬも「始めるしかない」 

 元日の能登半島地震で妻と長女を失った楠健二さん(56)は10日、かつて家族と暮らした川崎の街に居酒屋をオープンした。店舗は、石川県輪島市で妻と営んでいた居酒屋「わじまんま」と同じ名にした。「悲しみは癒えることはない。けど始めるしかない」と楠さんは力を込める。 2018年に輪島市

ビル下敷きの居酒屋、川崎で再開 輪島に戻る日を夢見て
2024.06.10

ビル下敷きの居酒屋、川崎で再開 輪島に戻る日を夢見て

 能登半島地震で倒壊したビルの下敷きになり、妻と長女を失った石川県輪島市の居酒屋「わじまんま」の店主楠健二さん(56)が10日、かつて家族で暮らした川崎市で店を再開した。楠さんは「これは再スタートではない。今も心にぽっかり穴があいていて、ずっとあの日からつながっている」と語り、輪島に戻る日を夢