# 書評

「横尾忠則のビジュアル書評」フェアー今なお新境地を切り開き続ける美術家による書評を紹介
2024.06.29

「横尾忠則のビジュアル書評」フェアー今なお新境地を切り開き続ける美術家による書評を紹介

銀座 蔦屋書店は、店内の日本文化コーナーにて 「横尾忠則のビジュアル書評」 フェアを2024年6月28日(金)~9月1日(日)にて開催する。美術家・横尾忠則が2009年より続けている朝日新聞へ寄稿した書評のなかから、絵や特殊な文字組などビジュアルを駆使したものをピックアップし、紹

【書評】『国家の命運は金融にあり』日本国破綻への警鐘を訴え続けた高橋是清の生涯を描き切る
2024.06.27

【書評】『国家の命運は金融にあり』日本国破綻への警鐘を訴え続けた高橋是清の生涯を描き切る

【書評】『国家の命運は金融にあり 高橋是清の生涯(上・下)』/板谷敏彦・著/新潮社/各2750円【評者】平山周吉(雑文家) 二・二六事件の犠牲となった高橋是清の遺体写真を見たことがある。近代日本の「偉人」の中では、最も型破りで、最も愛嬌のある「ダルマ」の死は、昭和史

<今週の本棚・次回の予定>6月29日の毎日新聞書評欄は鼎談書評「カフカ没後100年」ほか
2024.06.24

<今週の本棚・次回の予定>6月29日の毎日新聞書評欄は鼎談書評「カフカ没後100年」ほか

 6月29日の毎日新聞朝刊「今週の本棚」で掲載予定の本の主なラインアップを紹介します。 ①張競さん評『世界はナラティブでできている』(アンガス・フレッチャー著、田畑暁生訳・青土社) ②村上陽一郎さん評『オリヴァー・サックス 最後のインタヴューと対話』(オリヴァー・サ

「賃貸vs持ち家」問題、元ファンドマネジャーが「投資目線」で解析すると?結果は驚きの
2024.06.18

「賃貸vs持ち家」問題、元ファンドマネジャーが「投資目線」で解析すると?結果は驚きの

大学生のアキさん、高校生のルミさん、2人の娘を持つ投資家・文筆家、元ファンドマネジャーの澤田信之さん。「予測を業としてきた自分にも、彼女たちがこれからどのような時代を生きていくのかまったく想像できない」と語る澤田さんが、子どもたちに「生きる視点」を伝えるメッセージ書評を新しくスタートします。<

あらゆる知識に精通した「天才」が教えてくれた、頭を良くするための新書の読み方と「究極のインプット・アウトプット」の方法
2024.06.02

あらゆる知識に精通した「天才」が教えてくれた、頭を良くするための新書の読み方と「究極のインプット・アウトプット」の方法

 新書を読むことが大好きで、学生時代には新書を読み漁って3000冊を読破したいう書評家・渡辺祐真さん。 学生時代に出会った「天才」に教えてもらった、新書を読むことが重要である理由とは? そして、渡辺さんが見出した「究極のインプット・アウトプット術」とは?  前回に引

【毎日書評】抗うとは?マスコミに人生を狂わされても「僕は親が好きなので」といえる強さの秘密
2024.05.27

【毎日書評】抗うとは?マスコミに人生を狂わされても「僕は親が好きなので」といえる強さの秘密

5/24(金)の毎日書評で、僕の新刊『抗う練習』(印南敦史 著、フォレスト出版)の前半をご紹介しました。改めて簡単にご説明すると、本書で勧めているのは「生きづらい時代だからこそ“どうせ無理だ”とあきらめる」のではなく、「なにか、できることはないか」と考え、行動してみようということ。すなわち、そ

【書評】『ジジイの文房具』万年筆、つけペン、鉛筆、消しゴム、分度器、三角定規、コンパス、鉛筆削り器…文房具に感じるヨロコビ
2024.05.21

【書評】『ジジイの文房具』万年筆、つけペン、鉛筆、消しゴム、分度器、三角定規、コンパス、鉛筆削り器…文房具に感じるヨロコビ

【書評】『ジジイの文房具』/沢野ひとし・著/集英社クリエイティブ/1870円【評者】嵐山光三郎(作家) なんといっても14金ペンの万年筆である。ジュウヨンキンペンというキラキラ輝く万年筆は、三日月の眉の形になって、目玉のなかに飛びこんできた。 中学一年

【書評】『三井大坂両替店』知られざる江戸期金融サラリーマンの仕事と人生 江戸時代のイメージが快く裏切られる快感
2024.05.20

【書評】『三井大坂両替店』知られざる江戸期金融サラリーマンの仕事と人生 江戸時代のイメージが快く裏切られる快感

【書評】『三井大坂両替店 銀行業の先駆け、その技術と挑戦』/萬代悠・著/中公新書/1100円【評者】関川夏央(作家) 江戸時代、米など各地の産物は海路で大坂に運ばれ、売りさばかれた。幕府や各大名の江戸屋敷が手にすべきその代金は、為替手形で江戸に送られた。幕府の場合は

連載:道玄坂上ミステリ監視塔 書評家たちが選ぶ、2024年4月のベスト国内ミステリ小説
2024.05.15

連載:道玄坂上ミステリ監視塔 書評家たちが選ぶ、2024年4月のベスト国内ミステリ小説

【『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』】めくるめく知の饗宴の楽しみ方
2024.05.09

【『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』】めくるめく知の饗宴の楽しみ方