# 暗黒物質

初期宇宙には “色付きブラックホール” が存在した? 暗黒物質探索の思わぬ副産物
2024.06.25

初期宇宙には “色付きブラックホール” が存在した? 暗黒物質探索の思わぬ副産物

重力を通してのみその存在を知ることができる「暗黒物質(ダークマター)」の正体は今でもよく分かっていません。候補の1つとして誕生直後の宇宙で生成されたとされる「原始ブラックホール(Primordial black hole)」があげられているものの、その生成過程はよく分かっていません。<

ESAユークリッド宇宙望遠鏡が撮影した「かじき座銀河群」の銀河たち
2024.06.16

ESAユークリッド宇宙望遠鏡が撮影した「かじき座銀河群」の銀河たち

こちらは「かじき座(旗魚座)」の方向約6200万光年先の「かじき座銀河群」の一部です。銀河群とは数十個程度の銀河からなる天体で、銀河団よりも小規模な集団です。画像の中央で輝いている銀河は「NGC 1553」、その右に写っている銀河は「NGC 1549」と呼ばれています。この画像は

ESAユークリッド宇宙望遠鏡が撮影した“オリオン座”の反射星雲「M78」
2024.06.03

ESAユークリッド宇宙望遠鏡が撮影した“オリオン座”の反射星雲「M78」

こちらは「オリオン座」の方向約1300光年先の反射星雲「M78(Messier 78)」とその周辺の様子です。画像中央の明るい部分がM78で、その左上に写っている一回り小さな反射星雲は「NGC 2071」と呼ばれています。反射星雲はガスや塵(ダスト)の集まりである分子雲が恒星の光を反射すること

ESAユークリッド宇宙望遠鏡が撮影した“くじゃく座”の渦巻銀河「NGC 6744」
2024.05.30

ESAユークリッド宇宙望遠鏡が撮影した“くじゃく座”の渦巻銀河「NGC 6744」

こちらは「くじゃく座(孔雀座)」の方向約3000万光年先の渦巻銀河「NGC 6744」です。NGC 6744は渦巻腕(渦状腕)に囲まれた中心部分に棒状構造がある「棒渦巻銀河」と、棒状構造がない「渦巻銀河」の中間的な性質を持つ銀河(Intermediate Spiral Galaxy、中間渦巻銀

月が土星と火星に接近、「春の大三角」も楽しめる今週の夜空
2024.05.28

月が土星と火星に接近、「春の大三角」も楽しめる今週の夜空

今週は星空観賞に最適だ。31日金曜日の下弦の月は、週末に向けて月が真夜中より遅く昇ることを意味している。timeanddateによると、この下弦の月から次の下弦の月までの期間(朔望月)は29.195日で、2024年で最も短い。1朔望月の平均は29.53日となる。月は満ち欠けするた

宇宙望遠鏡「ユークリッド」の新たな画像 暗黒物質解明へ前進
2024.05.24

宇宙望遠鏡「ユークリッド」の新たな画像 暗黒物質解明へ前進

【AFP=時事】欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた宇宙望遠鏡「ユークリッド(Euclid)」から23日、新たな画像が届いた。画像には、無数の銀河や星の誕生領域、天の川銀河と同じ渦巻き銀河などが含まれていた。 23年7月にESAが打ち上げたユークリッドから画像が届くのは2回目。ユー