# 星空観賞

月が土星と接近、「夜光雲」が輝く今週の夜空
2024.06.25

月が土星と接近、「夜光雲」が輝く今週の夜空

夏至からわずか数日後となる今週は、日没が2024年で最も遅い。星空観賞には向いていないと思うかもしれないが、実際には違う。星を見るのに十分な暗さの空は、真夜中近くまで起きていないと見られないが、夕暮れ時には、欠けていく凸月(満月と半月の間)が土星と海王星に近づくすばらしい景色を見せ、北の空には

「夏至の月」と「赤色巨星」「夜行雲」が楽しめる6月の夜空
2024.06.07

「夏至の月」と「赤色巨星」「夜行雲」が楽しめる6月の夜空

6月は北半球で夜が最も短くなる月であるにもかかわらず、星空観賞がしやすくなるタイミングでもある。キャンプや休暇の旅行で、野外で過ごすことが多くなるこの時期、夜空への興味が増すのは当然のことだ。もし遅くまで起きていられれば、今月はその見返りも多い。大きな月がさそり座で最も明るい星に近づき、北東の

月が土星と火星に接近、「春の大三角」も楽しめる今週の夜空
2024.05.28

月が土星と火星に接近、「春の大三角」も楽しめる今週の夜空

今週は星空観賞に最適だ。31日金曜日の下弦の月は、週末に向けて月が真夜中より遅く昇ることを意味している。timeanddateによると、この下弦の月から次の下弦の月までの期間(朔望月)は29.195日で、2024年で最も短い。1朔望月の平均は29.53日となる。月は満ち欠けするた

5月の満月「フラワームーン」と赤色巨星アンタレス、今週の夜空
2024.05.21

5月の満月「フラワームーン」と赤色巨星アンタレス、今週の夜空

今週は2024年で5回目の満月「フラワームーン」が昇るが、夜空にはほかにも見るべきものがたくさんある。今週の星空観賞と天文について知っておくべきことを以下に述べる。■5月21日(火曜日):こと座のベガ星の明るさの基準で、北半球の夏の夜空にある恒星ベガは、今週、日没後