# 日露関係

大阪にロシア兵の墓 今も「当時の姿」で残る理由 日露開戦120年
2024.09.16

大阪にロシア兵の墓 今も「当時の姿」で残る理由 日露開戦120年

 ロシアによるウクライナ侵攻で、日露関係が悪化している。過去を振り返っても日露戦争以降、両国間には対立がつきまとうが、大阪府泉大津市には捕虜だったロシア兵たちが眠る墓がある。今年は日露開戦120周年。墓周辺を訪ねると、国家同士の関係を超え、草の根で努力を続けてきた人たちの姿が見えてくる。【小宅

北方領土〝強行上陸〟か 公式訪問中のプーチン大統領、中国に続く挑発に厳重警戒 日本政府、抑止策検討も有効打なし
2024.09.03

北方領土〝強行上陸〟か 公式訪問中のプーチン大統領、中国に続く挑発に厳重警戒 日本政府、抑止策検討も有効打なし

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が近く、北方領土に強行上陸する可能性があり、日本政府が厳重警戒していることが分かった。プーチン氏は2日、公式訪問先であるモンゴルの首都ウランバートルに到着した。その後、ロシア極東・ウラジオストクも訪れる予定で、さらに北方領土に足を延ばす危険が指摘されている。

「北方墓参を一日でも早く復活してほしい」元島民らが船の上から先祖を供養する洋上慰霊はじまる
2024.08.21

「北方墓参を一日でも早く復活してほしい」元島民らが船の上から先祖を供養する洋上慰霊はじまる

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で北方墓参の見通しが立たない中、元島民らが船の上から先祖を供養する洋上慰霊がはじまりました。根室港には洋上慰霊に参加しようと元島民やその家族などが集まりました。初日となったきのうは国後島の付近で慰霊式が行われ黙とうが捧げられました。<

鈴木宗男氏、元島民の北方領土墓参は「ロシアのビザを取るしかない」
2024.08.04

鈴木宗男氏、元島民の北方領土墓参は「ロシアのビザを取るしかない」

 モスクワを7月末に訪れていた鈴木宗男参院議員(比例代表、無所属)は8月4日、北海道根室市であった「北方領土返還要求根室市民大会」に来賓として出席した。元島民が北方領土墓参に行くとするならば「ロシアのビザを取って行くしかない」と語り、そうした現実を「外務省は元島民に正直に話していない」と批判し

ロシア 北方墓参の枠組み“破棄”か 鈴木宗男氏「説明受けた」と明かす
2024.07.31

ロシア 北方墓参の枠組み“破棄”か 鈴木宗男氏「説明受けた」と明かす

ロシアを訪問中の鈴木宗男参議院議員は、モスクワでロシア外務省幹部と面会し「北方墓参の枠組みは破棄されている」と説明を受けたことを明かしました。鈴木議員:墓参について、ビザなし交流もあわせて、きょうのロシア側の説明は2022年9月3日をもって協定の効力は破棄された。ロ

【今日は何の日:7月27日】1992年、「今まで生きてきた中で一番幸せ」の名言を残したのは14歳のスイマー。ノーマークからのバルセロナ五輪金メダル
2024.07.27

【今日は何の日:7月27日】1992年、「今まで生きてきた中で一番幸せ」の名言を残したのは14歳のスイマー。ノーマークからのバルセロナ五輪金メダル

1976(昭和51)年 東京地検特捜部が田中角栄元首相を逮捕。米ロッキード社の航空機売り込みなどに絡む対日工作で、販売代理店だった丸紅を通じて5億円を受け取ったとして、8月16日に受託収賄容疑で起訴された。一審、二審は実刑、上告中の93年に死去し、公訴棄却となった。1992(平成

【一問一答】新ロシア大使を直撃!
2024.07.13

【一問一答】新ロシア大使を直撃!

ことし5月に就任したニコライ・ノズドリェフ駐日ロシア大使。これまで記者会見も開かれず、メディアの取材には一切答えてこなかった“謎に包まれた”大使が今回、日本テレビの単独取材に応じた。ウクライナ侵攻、「もしトラ」、日露外交、北方領土、中国・北朝鮮・グローバルサウスとの協力…初めて明らかにされるロ

秋山真之はなぜ英雄になったのか?坂の上の雲ミュージアムで講演会
2024.06.23

秋山真之はなぜ英雄になったのか?坂の上の雲ミュージアムで講演会

秋山真之はなぜ英雄になったのか。日露戦争研究の第一人者が松山市で講演し歴史の舞台裏を語りました。松山市の「坂の上の雲ミュージアム」で行われた講演会。日露戦争を研究するイスラエルのハイファ大学ロテム・コーネル東アジアセンター長らが登壇し、松山生まれの旧・

林芳正官房長官、プーチン露大統領の発言は「極めて不当」
2024.06.06

林芳正官房長官、プーチン露大統領の発言は「極めて不当」

林芳正官房長官は6日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領が日本との平和条約締結交渉を続ける条件が整わないと発言したことについて、「日本側に責任転嫁しようとするロシア側の対応は極めて不当であり、断じて受け入れられない」と非難した。林氏はロシアによるウクライナ侵略や、それに伴う日本の

プーチン氏「平和条約交渉続ける条件ない」 日露関係に言及
2024.06.06

プーチン氏「平和条約交渉続ける条件ない」 日露関係に言及

 ロシアのプーチン大統領は5日、ウクライナでの「特別軍事作戦」を巡る日本の対露経済制裁を受けてロシア側が中断した日露間の平和条約締結交渉について、「現在、対話を継続するための条件はない」と話した。その上で「対話の再開は拒否しないが、それは日本側からの必要な条件が整えばの話だ」と強調した。欧米や

東郷平八郎の功績たたえる東郷祭 没後90年でゆかりの艦船「浪速」の鉛筆画も奉納 大阪護国神社
2024.05.30

東郷平八郎の功績たたえる東郷祭 没後90年でゆかりの艦船「浪速」の鉛筆画も奉納 大阪護国神社

日露戦争時の旧日本海軍連合艦隊司令長官として知られる東郷平八郎を顕彰する「東郷祭」が30日、大阪護国神社(大阪市住之江区)で営まれ、関係者らが功績をたたえた。東郷が昭和9年に死去して90年となるのに合わせて制作されたゆかりの艦船の鉛筆画も奉納された。東郷祭は、日露戦争の日本海海戦

このままでは北方領土は「二島返還」も困難に…プーチンのロシアを見誤った外務省幹部のすさまじい劣化
2024.05.28

このままでは北方領土は「二島返還」も困難に…プーチンのロシアを見誤った外務省幹部のすさまじい劣化

安倍政権下の対ロシア外交はどのようなものだったのか。前駐オーストラリア特命全権大使の山上信吾さんは「当時領土交渉に携わった外務省幹部は、『プーチンであれば北方領土の返還を決断できる』との楽観的観測に傾き、そこに期待をかけすぎてしまった。このような外交を続けていては、ロシアから足元を見られてしま

岸田文雄首相、北方四島の墓参再開など「最優先課題。働きかけ続ける」 元島民ら要請
2024.05.14

岸田文雄首相、北方四島の墓参再開など「最優先課題。働きかけ続ける」 元島民ら要請