# 日本原子力研究開発機構

F1デブリ取り出し条件調査 改造研究炉「STACY」8月再開
2024.07.28

F1デブリ取り出し条件調査 改造研究炉「STACY」8月再開

 日本原子力研究開発機構は8月、核分裂反応が連鎖する「臨界」の発生条件を調べる研究炉「STACY」(茨城県東海村・最大熱出力200ワット)の運転を、東日本大震災以降、初めて再開する。東京電力福島第1原発事故を受け、事故で溶け落ちた核燃料が固まった「燃料デブリ」がどのような条件なら臨界せず取り出

高速炉開発、原子力機構に新組織 もんじゅ後継、実現目指す
2024.06.19

高速炉開発、原子力機構に新組織 もんじゅ後継、実現目指す

 経済産業省は19日、次世代型原発と位置付ける高速炉の研究開発を担う新たな組織を、日本原子力研究開発機構に7月1日付で設置することを決めた。廃炉になった原型炉もんじゅ(福井県)の後継となる実証炉の実現を目指す。大手電力各社も担当者を新組織に派遣する。 新組織は新たな高速炉に用いる

茨城・東海村の原子力科学研究所、配電盤でぼや 漏えいやけが人なし
2024.05.22

茨城・東海村の原子力科学研究所、配電盤でぼや 漏えいやけが人なし

 日本原子力研究開発機構は22日、原子力科学研究所(茨城県東海村)内の微量の放射性物質などを作る建屋2階の配電盤で焦げ跡(約50平方センチ)が見つかったと発表した。消防に通報し、火災と判断された。管理区域内だが、放射性物質の漏えいやけが人はないという。 同機構によると、同日午後1