# 文章

【新刊】江國香織氏の“バスタイム読書”の成果を集めたブックガイド『読んでばっか』など4冊
2024.07.06

【新刊】江國香織氏の“バスタイム読書”の成果を集めたブックガイド『読んでばっか』など4冊

 湿度が高く蒸し暑い日々が続いているいま、気分が落ち込み、体調不良に悩まされる人も少なくないだろう。そんな時は、活字の世界に没頭することでリフレッシュ。おすすめの新刊を紹介する。『読んでばっか』/江國香織/筑摩書房/1980円 バスタイムは読書タイム。江國さんは毎日

だから相手が「ぽかーん」となる…何でも野球や戦国武将にたとえる人に決定的に欠けている視点
2024.07.06

だから相手が「ぽかーん」となる…何でも野球や戦国武将にたとえる人に決定的に欠けている視点

相手の心をつかむたとえ話は、どうすればできるか。コピーライターのさわらぎ寛子さんは「以前、仕事でご一緒した人が、すべてのことを野球にたとえる人で、野球に詳しくない私は、なんのことを言っているのかよくわからなくて苦労したことがある。同じように戦国武将にたとえても、それにピンとくる相手ならいいが、

作文は「理系だと苦手」「文系が得意」という大誤解 算数が得意な子は大概「作文もうまい」納得理由
2024.06.29

作文は「理系だと苦手」「文系が得意」という大誤解 算数が得意な子は大概「作文もうまい」納得理由

「算数から勉強をやり直して、どうにか東大に入れた今になって感じるのは、『こんなに世界が違って見えるようになる勉強はほかにない』ということです」そう語るのが、2浪、偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏。東大受験を決めたとき「小学校の算数」からやり直したという西岡氏は、こ

やる気スイッチ、中学受験の文章力重視に対応する夏期プログラムを開催
2024.06.24

やる気スイッチ、中学受験の文章力重視に対応する夏期プログラムを開催

 株式会社やる気スイッチグループは、小学生向けの21世紀型スキル育成スクール「思考力ラボ」において、夏期特別プログラム「SDGsに関する中学入試問題にチャレンジしながら、相手に伝わる文章をつくろう!~文の組み立て編~」を開催する。子供の文章力を高めることを目的とし、川崎市と東京都港区の教室で実

林真理子の「1行日記」なぜ面白いのか?「読ませる自分史」のたった1つのコツ
2024.06.21

林真理子の「1行日記」なぜ面白いのか?「読ませる自分史」のたった1つのコツ

 ごく自然体で綴られる「日記」と名のつく作品には、“人に読まれること”を大いに意識した「自分史」とは違った魅力が詰まっている。林真理子の『原宿日記』と内田百閒の『百鬼園戦後日記』の一節から、簡潔でありながらユーモアに富んだ文章とは何か考えてみよう。※本稿は、外山滋比古『人生の整理学 読まれる自

人工知能「Apple Intelligence」でズバリ何ができるか?ざっくり概要まとめ
2024.06.11

人工知能「Apple Intelligence」でズバリ何ができるか?ざっくり概要まとめ

AppleはWWDC24にて、人工知能「Apple Intelligence(つまりは、AI!)」を発表しました。これは、iPhone、iPad、Macのユーザー体験を大きく進化させるもので、以下のような新機能が搭載されています。文章作成支援機能:メール、メモ、Pagesなど、様

ついに登場したアップルの生成AI「Apple Intelligence」を理解する…ChatGPT連携も公表
2024.06.11

ついに登場したアップルの生成AI「Apple Intelligence」を理解する…ChatGPT連携も公表

アップルは6月10日(現地時間)、年次の開発者向けイベント「WWDC24」を開幕。基調講演のなかで、生成AIを取り入れたアップルのAI機能「Apple Intelligence(アップル インテリジェンス)」を初めて発表した。マイクロソフトやグーグルを始めとする巨大IT企業が生成

ChatGPTがなんでもしてくれる時代に「人間に求められる能力」とは? ヒントは「1+1=2」しか言えないAIにはできないこと(古市憲寿)
2024.06.06

ChatGPTがなんでもしてくれる時代に「人間に求められる能力」とは? ヒントは「1+1=2」しか言えないAIにはできないこと(古市憲寿)

 ある人から出版社を紹介してほしいと言われたことがある。留学中にその国の教育制度をまとめたレポートがあり、一冊の本にしたいのだという。本人には伝えなかったが、そのつまらなさは強烈だった。ただ情報が列挙してあるだけなのだ。 もしかして30年前だったら需要があったのかもしれない。イン

iPhoneでWebサイトの装飾を減らして文章を読む方法【スマホ基本のき】
2024.06.04

iPhoneでWebサイトの装飾を減らして文章を読む方法【スマホ基本のき】

いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、ス

感情が溢れた文章には狂気が宿る…星野源が闘病で、さくらももこが祖父の死に面して綴った文章に映る「書くしかない」想いの強烈な魅力とは
2024.06.04

感情が溢れた文章には狂気が宿る…星野源が闘病で、さくらももこが祖父の死に面して綴った文章に映る「書くしかない」想いの強烈な魅力とは

SNSやブログで読まれる文章を書きたい――けれど「書けない悩み」には共通する原因がある。それはテクニックの上手い、下手ではなく、「書く前の考え方」を知らないから。ではどんな文章が人の心を打つのか?「感情が溢れた文章には狂気が宿る」と語るエンタメ系トップブロガー「かんそう」さんが、

毎日「文章を書く子」と「書かない子」驚きの差、毎日たった10分で思考力に差がついてしまう
2024.06.03

毎日「文章を書く子」と「書かない子」驚きの差、毎日たった10分で思考力に差がついてしまう

生成AIの進化が著しい中、今の子どもにとっては将来、AIと働くことが当たり前になることが予想されます。そうした中で重要になるのがロジカル思考で、これを鍛えるにはライティング力が必須だと、韓国屈指のライティング・コーチのソン・スッキ氏は言います。本稿では、子どものライティング力を伸

Googleドキュメントで入力ミスを減らすには? 自動で文章内の表記を統一する方法
2024.05.30

Googleドキュメントで入力ミスを減らすには? 自動で文章内の表記を統一する方法

仕事で文章を作成しているとき、所属している会社や団体によって固有名詞や単位などの表記を揃えているケースがある。例えば「cm」は「センチメートル」と書いたり、「益々」は「ますます」とするといった具合だ。とはいえ、うっかり表記がバラバラになることは誰にでもある。Goog

「あなたは私?」と虜にする文章を書く究極のコツ 全員に向けて浅く刺すなら「広いあるある」が有効
2024.05.30

「あなたは私?」と虜にする文章を書く究極のコツ 全員に向けて浅く刺すなら「広いあるある」が有効

「SNSやブログで読まれる文章を書きたい」そう思っていてもなかなか書けないという人は少なくありません。人に読んでもらうための文章を書くために欠かせない要素が「あるある」と「固有名詞」。エンタメ系トップブロガー「かんそう」さんが培ってきた文章にまつわる「考え方」「書き

ChatGPTの「得意なこと」と「苦手なこと」活用ポイントは?|CLASSY.
2024.05.28

ChatGPTの「得意なこと」と「苦手なこと」活用ポイントは?|CLASSY.

AIの中でも幅広い機能を持ち、使い勝手のよさで世界中で使われているChatGPT。生活のあらゆる場面にAIが浸透している今、ChatGPTの使いこなしも必須のスキルになりそう。上手な付き合い方・活用術をおさえておきましょう。得意なことは…【なんといっても文章生成】C

大河で「岸谷五朗」演じる紫式部の父は出世できない哀しい文人 学力より血統を重んじた平安社会で笑われた「博士の姿」とは
2024.05.26

大河で「岸谷五朗」演じる紫式部の父は出世できない哀しい文人 学力より血統を重んじた平安社会で笑われた「博士の姿」とは

 大河ドラマ『光る君へ』で紫式部が注目されているが、紫式部の父・藤原為時も血筋の壁に出世を阻まれた一人。平安文学研究者・山本淳子氏の著書『平安人の心で「源氏物語」を読む』(朝日選書)から一部を抜粋、再編集し紹介する。*  *  *■平安社会は非・学歴主義

「ことばにできないもの」はどこにあるのか? 「書けなさ」について考える
2024.05.26

「ことばにできないもの」はどこにあるのか? 「書けなさ」について考える

 思考家/批評家/文筆家の佐々木敦さんによるWEB連載「ことばの再履修」の第2回。反響が大きかった第1回(「私たちが日本語を「外国語」として学びなおしたら…いったい何が起きる?」)につづき、今回は「書けなさ」について。佐々木さんの講義、スタートです!  「ことばの学校」の受講生か

ChatGPTで文章の校正や推敲を行ってみよう
2024.05.25

ChatGPTで文章の校正や推敲を行ってみよう

 ChatGPTを具体的なシーンに合わせて活用する方法を練っていこう。今回は「文章の校正や推敲(すいこう)」に活用する想定で、具体的な使い方を考えてみたい。 文章の題材として、ChatGPT自身に考えてもらった以下のようなエッセイ風の文章をベースにする。ChatGPTを使って、こ

文章が書ける人がやっている“1つ”のこと…書く前にすでに「膨大な差」がついていた
2024.05.24

文章が書ける人がやっている“1つ”のこと…書く前にすでに「膨大な差」がついていた

 文章で大切なのは、テクニックよりも「書く前にどれだけ考えるか」「どうやって考えるか」。考え尽くしてなければ、伝わるものも伝わりません。エンタメ系トップブロガー「かんそう」さんが培ってきた文章にまつわる「考え方」「書き方」をまとめた著書、『書けないんじゃない、考えてないだけ。』(サンマーク出版

文章中の「絶対に伝えたい1点」を抜群に印象づけられる“句読点、改行”のうまい使い方
2024.05.23

文章中の「絶対に伝えたい1点」を抜群に印象づけられる“句読点、改行”のうまい使い方

 文章を書き慣れてない人はもちろんプロでさえも正解が難しいのが句読点。どこにどう打ったら効果的なのでしょうか。 エンタメ系トップブロガー「かんそう」さんは「句読点、改行は添えるだけ」と言います。かんそうさんが培ってきた文章にまつわる「考え方」「書き方」をまとめた著書『書けないんじ

前半は最悪「読まれなくてもいい」…「知性のある文章」よりもその先の「短い文章」のほうが重要だと言えるワケ
2024.05.23

前半は最悪「読まれなくてもいい」…「知性のある文章」よりもその先の「短い文章」のほうが重要だと言えるワケ

 書こうと思って書いているのではなく、「書かなくてはいけない」「書くしかない」という強い思いが乗った文章にこそ魅力があります。 そのもとになるのは書き手の感情であり、それを伝える切り札の一つが「対比」。エンタメ系トップブロガー「かんそう」さんが培ってきた文章にまつわる「考え方」「