# 教員の負担

パリ五輪は開幕でも…「全中9競技廃止」にみる“少子化日本”のスポーツ環境 現場のリアルな声は?「地殻変動のはじまり」「強化に影響出る」
2024.07.24

パリ五輪は開幕でも…「全中9競技廃止」にみる“少子化日本”のスポーツ環境 現場のリアルな声は?「地殻変動のはじまり」「強化に影響出る」

 運動部活動に情熱を注ぐ日本の中学生が目指す全国中学校体育大会(全中大会)に、大きな変革が訪れる。1979年に始まり、日本中学校体育連盟(中体連)が主催するこの大会で、現在行われている19競技のうち部活動の設置率が原則20%未満の9競技を2027年度以降は取りやめることが決まった。

「部活サポート職員制度」始動、福島市 渡利中でサッカー指導
2024.07.18

「部活サポート職員制度」始動、福島市 渡利中でサッカー指導

 福島市職員が中学校の部活動指導員として、有償で勤務する「部活サポート職員制度」で、信夫中の技能主査伊東広樹さん(57)が第1号の職員となった。伊東さんは1日付で渡利中サッカー部の部活動指導員となり、生徒にサッカーの楽しさを伝えている。 同制度は今月に新設され、長時間労働などによ

福島市職員が部活動指導へ 「部活サポート職員制度」新設、7月から有償で顧問の役割
2024.06.28

福島市職員が部活動指導へ 「部活サポート職員制度」新設、7月から有償で顧問の役割

 福島県福島市は7月1日、市職員が中学校の部活動指導員として有償で勤務できる「部活サポート職員制度」を新設する。働き方改革と副業制度の一環で、教員の負担軽減と長時間労働の解決を図るのが狙い。本年度は校長が推薦した市職員の中から最大5人を順次任用する予定。市が27日、発表した。 部

「部活は手当ゼロの過酷労働」“全中” から水泳や相撲など9競技廃止へ 『ブラック部活動』著者・内田良教授に背景を聞いた
2024.06.15

「部活は手当ゼロの過酷労働」“全中” から水泳や相撲など9競技廃止へ 『ブラック部活動』著者・内田良教授に背景を聞いた

日本中学校体育連盟(中体連)は、全国中学校体育大会(全中)の規模を縮小し、現在の20競技から水泳や体操、相撲など9競技を2027年度以降、取りやめると発表した。全中は活躍すれば強豪校への進学の道が開ける夢の舞台でもあるが、なぜ規模の縮小が必要だったのか。『ブラック部活動』などの著

全中規模縮小「生徒たちの立場になって考えると、残念な話だ」 教員の負担軽減に理解も 島根県の関係者
2024.06.09

全中規模縮小「生徒たちの立場になって考えると、残念な話だ」 教員の負担軽減に理解も 島根県の関係者

 日本中学校体育連盟(日本中体連)が全国中学校体育大会(全中)の水泳、体操といった一部競技を2027年度から実施しないことを決めた。島根県内の競技関係者からは、教員の負担軽減や少子化への対応の観点から理解を示しつつも生徒たちのモチベーション低下を危惧する声が聞かれた。 日本中体連

全国中学体育大会 スキー・スケート取りやめ 競技盛んな北海道落胆 負担減に理解も
2024.06.09

全国中学体育大会 スキー・スケート取りやめ 競技盛んな北海道落胆 負担減に理解も

 日本中学校体育連盟(日本中体連)が、2027年度から全国中学校体育大会(全中)の大幅な規模縮小に踏み切ったことを受け、道内の関係者からは懸念する声が相次いだ。スキー、スケートなど冬季競技の中心としてジュニア選手育成に関わる道内指導者や北海道中体連の関係者は、教員の負担軽減には理解を示す一方、