# 救急医学会

熱中症分類に最重症群 深部体温40度超 死亡リスク、急速な冷却を
2024.09.02

熱中症分類に最重症群 深部体温40度超 死亡リスク、急速な冷却を

 日本救急医学会は、熱中症の診療指針を9年ぶりに改訂した。これまで3分類していた重症度に、新たに最重症群の「4度」を設けた。深部体温(体の中心部の体温)が40度以上で、意思疎通が難しい重篤な患者とし、医療機関で速やかに体を冷やす集中治療の必要があるとしている。 総務省消防庁による

熱中症に「最重症群」追加 深部体温40度以上 日本救急医学会
2024.07.31

熱中症に「最重症群」追加 深部体温40度以上 日本救急医学会

 日本救急医学会は31日、熱中症の重症度分類を見直し、重症の中でもさらに注意を要する「最重症群」を新たに加えたと発表した。 深部体温が40度以上で重篤な意識障害がある場合をIV度とし、診療ガイドラインを同日までに改定した。熱中症による救急搬送者が相次ぐ中、医療者が患者の重症度を見

熱中症、暑さ慣れていない「今の時期こそ注意」 救急医学会呼びかけ
2024.07.08

熱中症、暑さ慣れていない「今の時期こそ注意」 救急医学会呼びかけ

 暑さに慣れていない今の時期こそ注意を――。本格的な夏の到来を前に日本救急医学会は8日、記者会見を開き、エアコンの使用や「熱中症警戒アラート」など熱中症対策への協力を呼びかけた。 熱中症警戒アラートは、暑さ指数が33以上になると予想される場合に環境省などから発表される。アラートが