# 救命率

20年でAED設置大国となった日本 使用率4%台と低いままの背景
2024.09.15

20年でAED設置大国となった日本 使用率4%台と低いままの背景

 医療従事者にしか認められていなかった自動体外式除細動器(AED)の使用が、一般の人にも解禁されて今年で20年。日本は全国に69万台があるAED大国となり、これまでに約8千人の命を救った。しかし、設置台数の割に使用率は低い。どこにあるのか分かりにくいといった課題のほか、「もし失敗したら」と考え

目の前で人が倒れたら…AED、いざというときに使えますか? 市民が目撃する心停止、年間およそ3万人
2024.08.23

目の前で人が倒れたら…AED、いざというときに使えますか? 市民が目撃する心停止、年間およそ3万人

年間およそ3万人が、誰かの目の前で突然心臓が止まって倒れている――。そんなとき、使いたいのがAED(自動体外式除細動器)です。一般市民に解禁されてから7月で20周年を迎えましたが、目撃されても実際にAEDで電気ショックが施されたのは、4%程度にとどまっています。目の前で誰かが倒れたときにどうし

医師が現場へ、救命率向上 名古屋市、大学と連携協定
2024.08.01

医師が現場へ、救命率向上 名古屋市、大学と連携協定

 名古屋市消防局と名古屋市立大は1日、ドクターカーの運用で連携を図るための協定を締結した。緊急時、消防局は市立大が所有するドクターカーに現場への出動を要請できるようになる。現場に医師を派遣することで、治療にかかる時間の短縮や、治療方針の素早い決定につなげ救命率の向上を目指す。 市