# 持続可能なエネルギー

日産『リーフ』を”輸送以外にも”活用、「V2G」プロジェクトをタイで開始
2024.07.05

日産『リーフ』を”輸送以外にも”活用、「V2G」プロジェクトをタイで開始

日産自動車のタイ部門は7月3日、チュラロンコン大学工学部、タイ発電公社(EGAT)、ハウプカー社と協力し、Vehicle to Grid(V2G)プロジェクトを開始した、と発表した。このプロジェクトでは、双方向充電が可能な日産『リーフ』が使用され、輸送以外の目的にも利用される。こ

EUのクリーン電源割合、上半期は過去最高に=業界団体
2024.07.01

EUのクリーン電源割合、上半期は過去最高に=業界団体

Kate Abnett[ブリュッセル 1日 ロイター] - 欧州の主要電力企業で構成する欧州電気事業者連盟によると、今年上半期に欧州連合(EU)で発電された電力の74%が二酸化炭素を排出しない電源で、これまでで最も環境に優しい電源構成となった。二酸化炭素を排

大型トラック用の燃料電池は既に実用段階!? ダイムラーとボルボの合弁会社がパイロット生産を開始!
2024.06.29

大型トラック用の燃料電池は既に実用段階!? ダイムラーとボルボの合弁会社がパイロット生産を開始!

 大型車の脱炭素において本命技術とされる燃料電池システムの先行生産が、ダイムラーとボルボの合弁企業・セルセントリック社で始まった。産業グレードでの「製造」となり、開発・プロトタイプというフェーズを終え、既に実用段階に入っているようだ。 今後はコスト最適化のために製造プロセスの垂直

水素航空機の実現、IATA事務総長「2050年以降」開発進むも空港インフラ整備に課題
2024.06.05

水素航空機の実現、IATA事務総長「2050年以降」開発進むも空港インフラ整備に課題

 年に一度、世界の航空会社や機体メーカーなどの首脳が一堂に会するIATA(国際航空運送協会)のAGM(年次総会)。80回目を迎えた今年はアラブ首長国連邦のドバイで現地時間6月2日から4日まで開催され、例年以上に代替航空燃料「SAF(サフ、持続可能な航空燃料)」に関する活発な議論が交わされた。<

EVは普及せずとも日本のEV活用方法は海外よりも進んでいる! 日本の電気自動車が当たり前のように装備する「外部給電機能」がもつ多大なるメリットとは
2024.05.27

EVは普及せずとも日本のEV活用方法は海外よりも進んでいる! 日本の電気自動車が当たり前のように装備する「外部給電機能」がもつ多大なるメリットとは

 電気自動車(EV)は、移動できる蓄電池としての機能を備える。車載の駆動用バッテリーは、軽自動車の日産サクラや三菱ekクロスEVで20kWhある。登録車のアリアでは、容量の大きいB9で91kWh、トヨタのbZ4Xは71.4kWhある。ちなみに、住宅向けの蓄電池はおよそ10kWhであり、軽自動車