# 戦時中の日本

東武の独立路線「カメが走った」熊谷線の軌跡 軍需目的で戦時中に開業、廃線後も残る面影
2024.08.31

東武の独立路線「カメが走った」熊谷線の軌跡 軍需目的で戦時中に開業、廃線後も残る面影

 2024年は東武東上線が開業してから110周年だという。東上線は、東武鉄道とは別会社の東上鉄道として開業したことから、伊勢崎線など東武鉄道の本線系とは路線上の接点をもたず、越生線とともに独立した運転系統となっている。 東武鉄道には、かつてこのような他系統と完全に独立した路線がも

終戦2日前「成東駅爆破」を語り継ぐ 米軍戦闘機が貨車を攻撃、40人超が犠牲
2024.08.27

終戦2日前「成東駅爆破」を語り継ぐ 米軍戦闘機が貨車を攻撃、40人超が犠牲

79年前、終戦を迎える2日前に千葉県内の駅で列車が米軍戦闘機の攻撃を受け爆発、炎上、およそ40人が犠牲になりました。「成東駅爆破」といわれるこの出来事を語り継ぐ学習会が27日、行われました。当時国民学校5年生、菊池昭郎さん「そのうち、どーんと、ものすごい音が。下町にはお不動さんの

「そこを掘れば必ず金が出る」進駐軍とも関係深め 激動の時代に夢を追い続けた“金掘りおばあさん”興梠千穂の半生
2024.08.17

「そこを掘れば必ず金が出る」進駐軍とも関係深め 激動の時代に夢を追い続けた“金掘りおばあさん”興梠千穂の半生

戦前から戦後にかけて高千穂町で夢を追いながら力強く生きた女性、興梠千穂さん(1897年~1978年)。晩年は高千穂の山で金を掘るなど、地元の人から「金掘りおばあさん」と呼ばれていた千穂さん。どんな女性だったのか、ゆかりの地や関係者を取材しました。■高千穂町の山の中 20年以上に渡

日本兵2万2000人が死亡した「硫黄島の戦い」で「兵士になれなかった男」の正体
2024.05.21

日本兵2万2000人が死亡した「硫黄島の戦い」で「兵士になれなかった男」の正体

 なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。 民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が9刷決定と話題だ。 ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みした」「熱