# 戦争遺跡

悲惨な戦争、二度と 沖縄「慰霊の日」 平和への祈り島を包む 軍備強化に強い懸念も 
2024.06.24

悲惨な戦争、二度と 沖縄「慰霊の日」 平和への祈り島を包む 軍備強化に強い懸念も 

 沖縄県は23日、沖縄戦で命を落とした20万人余に心を寄せ、平和を誓う「慰霊の日」を迎えた。79年前の激戦地、糸満市摩文仁の平和祈念公園では、県と県議会が主催する沖縄全戦没者追悼式が開かれた。玉城デニー知事は平和宣言の中で「自衛隊の急激な配備拡張が進み、県民は強い不安を抱いている」と、国が沖縄

「銃弾持って帰れ」追悼式典会場近くで大声 玉城知事「県民の思いの吐露と受け止める」
2024.06.23

「銃弾持って帰れ」追悼式典会場近くで大声 玉城知事「県民の思いの吐露と受け止める」

「慰霊の日」を迎え、「沖縄全戦没者追悼式」が営まれた沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日、式典会場の近くで「銃弾持って帰れ」などと大声で抗議する人が現れ、県職員らが制止する一幕があった。公園の外で「沖縄・アジア・中国を戦場にするな 自衛隊ミサイル配備反対」と書かれた横断幕を掲げる人もいた。

沖縄全戦没者追悼式が始まる
2024.06.23

沖縄全戦没者追悼式が始まる

 沖縄全戦没者追悼式が23日、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で始まった。

崩落進む地下壕、3Dで保存 沖縄戦で数百人避難の貴重な戦跡
2024.06.20

崩落進む地下壕、3Dで保存 沖縄戦で数百人避難の貴重な戦跡

 太平洋戦争末期の沖縄戦で最後の激戦地となった沖縄県糸満市は、住民や日本兵ら数百人が当時避難した天然の大規模地下壕の内部を撮影して3Dデータ化し、ホームページでの年内の公開を目指している。貴重な戦跡として平和学習に活用されてきたが、近年は内部の崩落が進んで立ち入りが困難に。市は「悲惨な記憶を継

行動が祈りになるとき。ガマフヤー 具志堅隆松を追うドキュメンタリー映画『骨を掘る男』
2024.06.15

行動が祈りになるとき。ガマフヤー 具志堅隆松を追うドキュメンタリー映画『骨を掘る男』

 暗闇の中にわずかな光が差し、次第に沖縄のガマ(自然壕)で遺骨を探して土を掘る男が見えてくる。「ガマフヤー(自然壕を掘る人)」を自称する具志堅隆松、1954年生まれ、70歳。ボーイスカウトのリーダーを務めた28歳のときに遺骨収集に参加したことをきっかけとして、ボランティアで遺骨収集を続けている

戦中に実弾暴発し16人死亡した弾薬庫跡が芸術の拠点に…「絶望や沈黙、慰霊の思いを作品に込め」
2024.06.13

戦中に実弾暴発し16人死亡した弾薬庫跡が芸術の拠点に…「絶望や沈黙、慰霊の思いを作品に込め」

 豊かな自然や城下町の風情が残る大分県佐伯市は、軍事都市として発展した歴史があり、現在も市内に多くの戦争遺跡が残る。佐伯湾に面した岬にある「丹賀砲台園地」もその一つだ。戦中、訓練中に実弾が暴発し、16人が死亡したこの場所は近年、芸術の拠点として注目されるようになった。 園地にある

バイデン氏、戦没米兵追悼 トランプ氏訪問中止の墓地
2024.06.10

バイデン氏、戦没米兵追悼 トランプ氏訪問中止の墓地

 【パリ共同】バイデン米大統領は9日、第1次大戦で戦死した米兵2千人以上が眠るパリ近郊の墓地を訪れ、追悼した。この墓地はトランプ前大統領が在任中、訪問の予定を直前に中止して批判を浴びていた。バイデン氏には11月の米大統領選での直接対決をにらみ、姿勢の違いをアピールする狙いもありそうだ。

荒尾玉名は「大仏銀座」 戦後相次ぎ建立 浮かぶ平和への思い【クローズアップ】
2024.06.04

荒尾玉名は「大仏銀座」 戦後相次ぎ建立 浮かぶ平和への思い【クローズアップ】

 荒尾市と玉名市には巨大なコンクリート製などの仏像が点在し、一部では「大仏銀座」とも呼ばれている。いずれも50年ほど前、地元の寺院などが建立したもの。訪ね歩くと、太平洋戦争や炭鉱事故の歴史、関係者の平和への思いが浮かび上がった。 最初に向かったのは荒尾市増永の荒尾観音。住宅街に建

広島で原爆死没者の記帳始まる 被爆79年、8月6日に向け
2024.06.03

広島で原爆死没者の記帳始まる 被爆79年、8月6日に向け

 広島市役所で3日、昨年8月6日の「原爆の日」以降に亡くなったり、既に亡くなったと遺族から申請があったりした被爆者の氏名や年齢を、原爆死没者名簿に書き加える作業が始まった。8月5日まで続き、翌日の平和記念式典で原爆慰霊碑の下にある石室に納められる。 今年は被爆から79年。市による

第32軍司令部壕 第2坑道と第3坑道の内部を撮影
2024.05.22

第32軍司令部壕 第2坑道と第3坑道の内部を撮影

沖縄戦で旧日本軍が、首里城の地下に造った「第32軍司令部壕」にカメラが入りました。いまだ明らかになっていない部分も多い壕の内部の様子とは。土砂や岩のようなものが堆積し足元には水が溜った大人がかがまないと通れないほど狭く薄暗い道。これは旧日本軍が、首里城の地下に造った「第32軍司令

「あのとき死んでおればよかった」…戦争から生きて帰ってきた人たちの「生々しい証言」
2024.05.19

「あのとき死んでおればよかった」…戦争から生きて帰ってきた人たちの「生々しい証言」

普天間、遺骨土砂使用撤回求める 収集団体、首相に要請書
2024.05.13

普天間、遺骨土砂使用撤回求める 収集団体、首相に要請書

なぜ「手榴弾と遺骨」が一緒に出てくるのか…硫黄島「全長50メートルの地下壕」での困難
2024.05.12

なぜ「手榴弾と遺骨」が一緒に出てくるのか…硫黄島「全長50メートルの地下壕」での困難