# 廃棄問題

40年かけ集めた植物標本1万点を誤廃棄 希少種も 奈良県立大
2024.07.23

40年かけ集めた植物標本1万点を誤廃棄 希少種も 奈良県立大

 民間の研究者が40年近くをかけて採集し、奈良県内ではもう見られなくなった希少種も含む植物標本約1万点を、県立大(奈良市)が誤って廃棄していたと判明した。2001年6月に県が寄贈を受け、専用ロッカーで保管してきたが、校舎の取り壊しに伴い、23年10月に処分された。22日に記者会見した県立大の屋

奈良県立民俗博物館巡る山下知事発言受け、日本民具学会が声明 「安易な一括廃棄」懸念  「群として価値」と指摘
2024.07.19

奈良県立民俗博物館巡る山下知事発言受け、日本民具学会が声明 「安易な一括廃棄」懸念  「群として価値」と指摘

 奈良県立民俗博物館(大和郡山市)を巡る山下真知事の発言で注目が集まっている民俗資料の廃棄問題について、民具研究者らでつくる「日本民具学会」は18日、ホームページ上に声明を出した。民具(有形民俗文化財)の収蔵問題は全国各地の課題とした上で、地域によっては「安易な一括廃棄が行われようとしている」

「父も労災記録も戻ってこない」アスベスト吸い込み死亡の男性 労基署が記録廃棄 国に賠償命じる判決
2024.07.11

「父も労災記録も戻ってこない」アスベスト吸い込み死亡の男性 労基署が記録廃棄 国に賠償命じる判決

アスベストによる健康被害で死亡した男性の遺族が、労災記録などの文書を労基署が誤って廃棄したのは違法として国を訴えた裁判で、神戸地裁は遺族の訴えを認めました。訴状などによると、兵庫県三木市の男性は、建築現場で働く中でアスベストを吸い込み、2003年、中皮腫で亡くなりました。