# 平和主義

戦争反対が極右の役割になった現実【コラム】
2024.07.05

戦争反対が極右の役割になった現実【コラム】

 反戦と平和は進歩とリベラル勢力が強調する価値だ。しかし最近の西側では、少なくとも戦争反対は極右の主張となったようにみえる。 30日にフランス総選挙の第1回投票で1位になった国民連合(RN)、ドイツの欧州議会選挙で与党の社会民主党を抜いて1位になった「ドイツのための選択肢」(Af

「ウクライナ侵略を考える~『大国』の視線を超えて」著者、加藤直樹氏に聞く(2) 日本の平和運動の無自覚な「大国主義」
2024.06.25

「ウクライナ侵略を考える~『大国』の視線を超えて」著者、加藤直樹氏に聞く(2) 日本の平和運動の無自覚な「大国主義」

ロシア軍の侵攻のなか、絶え間ないミサイル攻撃に直面するウクライナ市民。『ウクライナ侵略を考える 「大国」の視線を超えて』(あけび書房)の著者、加藤直樹氏は、「侵略というテーマに日本の平和主義・反戦運動は向き合ってこなかった」と指摘する。何が問題なのか。加藤氏に聞く。インタビュー全4回 2/4 

比・マルコス大統領「誰にも支配されない」平和的解決目指す考え 南シナ海での中国による“臨検”問題
2024.06.23

比・マルコス大統領「誰にも支配されない」平和的解決目指す考え 南シナ海での中国による“臨検”問題

中国海警局が南シナ海で領有権を争うフィリピンの船に対し、いわゆる「臨検」を行ったとされる問題を受け、マルコス大統領は「誰にも支配されない」と反発しつつ、平和的な解決を求める考えを示しました。フィリピンの実効支配の拠点がある南シナ海・アユンギン礁付近では17日、中国海警局がフィリピ