# 山開き

禁制を破った熱血女子(7月4日)
2024.07.04

禁制を破った熱血女子(7月4日)

 福島、山形、新潟の3県にまたがる飯豊山(2105メートル)は、信仰の山として知られる。今でこそ女性登山者の姿は珍しくないが、古くは女人禁制だった。入山した女性は石にされたと「姥権現[うばごんげん]」の伝説にある▼古来のおきては、1915(大正4)年9月1日に破られた。今の会津若松市北会津町の

岩手山で山開き、風の登山道を一歩一歩 ピッケル交換は中止
2024.07.02

岩手山で山開き、風の登山道を一歩一歩 ピッケル交換は中止

 八幡平、滝沢、雫石の3市町にまたがる岩手山(2038メートル)の山開きは1日行われ、県内外の登山者が本県最高峰の頂を目指した。雨や強風のため山頂でのピッケル交換は中止となった。悪天候による取りやめは2019年以来。 午前10時過ぎ、霧に覆われた8合目避難小屋に登山客が続々と到着

富士山の山梨県側「吉田ルート」で山開き、登山規制初日はトラブルなし…5合目に仮設ゲート
2024.07.01

富士山の山梨県側「吉田ルート」で山開き、登山規制初日はトラブルなし…5合目に仮設ゲート

 富士山は1日、山梨県側の登山道「吉田ルート」で山開きを迎えた。県による初の登山規制が始まったが、夕方まで大きな混乱やトラブルはなかった。 県は混雑や夜通し登る「弾丸登山」を防ぐため、9月10日までの登山期間中、午後4時~午前3時に5合目の仮設ゲートを閉鎖。登山者を1日4000人

風雨の白山、夏山開き 濃霧で御来光拝めず
2024.07.01

風雨の白山、夏山開き 濃霧で御来光拝めず

 白山国立公園は1日、夏山開きを迎えた。最高峰の御前峰(ごぜんがみね)(標高2702メートル)の周辺は前日から降り続く雨で濃い霧が視界を遮り、御来光は拝めなかったが、日の出時刻の午前4時38分には頂上に立った登山客や修験者7人がシーズン到来を祝った。 白山室堂ビジターセンターでは

西日本最高峰の石鎚山で「お山開き」
2024.07.01

西日本最高峰の石鎚山で「お山開き」

きょうから7月、本格的な夏山シーズンの到来です。西日本最高峰の石鎚山では、恒例の「お山開き」が行われました。午前6時半、石鎚山の7合目にある成就社では、神事の後、仁・智・勇の三体の御神像が、本殿から運び出されました。そして、時折大粒の雨の降る中、およそ300人の信者

富士山が悪天候の中「山開き」 今年から登山規制を導入 1日の上限4000人に
2024.07.01

富士山が悪天候の中「山開き」 今年から登山規制を導入 1日の上限4000人に

 富士山の山梨県側では悪天候の中、山開きを迎えました。今年から登山者数の上限を1日あたり4000人にするなどの登山規制が行われます。   午前3時に五合目の登山ゲートが開きましたが、五合目につながる「富士スバルライン」は30m近い最大瞬間風速を観測する悪天候のため通行止めとなり、

富士山 悪天候の中「山開き」 今年から1日の上限4000人に
2024.07.01

富士山 悪天候の中「山開き」 今年から1日の上限4000人に

富士山の山梨県側では悪天候の中、山開きを迎えました。今年から登山者数の上限を1日あたり4000人にするなどの登山規制が行われます。午前3時に五合目の登山ゲートが開きましたが、五合目につながる「富士スバルライン」は30メートル近い最大瞬間風速を観測する悪天候のため、通行止めとなり、

富士山「吉田ルート」が山開き 入山規制ゲートも運用開始
2024.07.01

富士山「吉田ルート」が山開き 入山規制ゲートも運用開始

 富士山(3776メートル)の山梨側登山道「吉田ルート」が1日、山開きを迎え、山梨県が混雑や「弾丸登山」防止のため5合目に設置した入山規制ゲートの運用を始めた。記者が取材した7合目では、「御来光」は悪天のため見えなかった。 未明の7合目は前日からの強風や雨続き。空は明るくなったが

霧雨の中、立山散策 1日、夏山開き
2024.07.01

霧雨の中、立山散策 1日、夏山開き

  ●最高気温12.2度 1日に夏山開きを迎える北アルプス・立山は30日、激しい風雨に見舞われ、室堂(2450メートル)周辺では霧雨が降る中を観光客が散策した。 室堂観光案内所によると、室堂周辺の最高気温は12・2度で、最低気温は11・8度。風速は4・2~6・5メー

富士山山開き ご来光は見えず 今年から1日4000人の登山規制導入 山梨
2024.07.01

富士山山開き ご来光は見えず 今年から1日4000人の登山規制導入 山梨

富士山は山梨県側で7月1日山開きを迎えましたが、霧雨の悪天候でご来光は見えませんでした。富士山はこの夏から山梨県側では1日4000人の登山者数規制が導入されます。1日の富士山の7合目は霧雨で、午前4時半ごろ、空は明るくなったものの太陽は雲に隠れたままで、ご来光を見る

富士山、7月1日に開山 山梨側・吉田ルート、通行規制も
2024.06.30

富士山、7月1日に開山 山梨側・吉田ルート、通行規制も

 富士山(3776メートル)の山梨県側登山道「吉田ルート」が7月1日に山開き。6月30日は山頂での「御来光」を見ようとする登山客が登山口のある5合目から登り始めたが、風雨が強まり途中で引き返す人もいた。県は混雑による事故や、夜通し登る「弾丸登山」防止のため、1日から入山規制を行う。

7月1日から「登頂OK」 富士山で登下山道調査 山梨側「吉田ルート」山梨県
2024.06.26

7月1日から「登頂OK」 富士山で登下山道調査 山梨側「吉田ルート」山梨県

 7月1日の富士山の山開きを前に26日、山梨県側「吉田ルート」の登下山道の現地調査が行われ、県は7月1日に山頂まで全面開通することを決めました。  26日は県や富士吉田市の担当者らが吉田口の5合目から山頂にかけて登下山道に残雪や補修が必要な箇所などがないか確認しまし

高崎線・上越線で「夜行列車」運転へ!終点には“超早朝”着 7月に1日限定
2024.06.20

高崎線・上越線で「夜行列車」運転へ!終点には“超早朝”着 7月に1日限定

 JR東日本は2024年7月、臨時特急「谷川岳山開き」を上野~土合間(東北本線・高崎線・上越線経由)で1往復運転します。 この特急は谷川岳の山開きに合わせた臨時列車で、元々は185系で運転される快速でしたが、2022年に特急に格上げされ、車両も185系からE257系に変更。全車指

山の安全祈る神炎の帯 鳥取・大山で夏山開き前夜祭「たいまつ行列」
2024.06.01

山の安全祈る神炎の帯 鳥取・大山で夏山開き前夜祭「たいまつ行列」

 中国地方の最高峰・大山(鳥取県大山町、標高1729メートル)で1日夜、夏山開きの前夜祭があった。恒例の「たいまつ行列」に多くの人が参加し、杉木立の中の石畳に炎の帯が揺れた。 午後7時前、中腹の下山神社で、登山用具のロープやピッケルなどをおはらいして登山者の安全を祈願する神事が行

伊豆大島・三原山で伝統の山開き 安全を祈って
2024.06.01

伊豆大島・三原山で伝統の山開き 安全を祈って

東京・伊豆大島の三原山では、毎年恒例の山開きが行われ、山と島の安全を祈願しました。午前10時半すぎから伊豆大島の三原山で行われた山開きには、大宮神社の神主と氏子9人が参加しました。氏子らは標高758メートルの三原山に車で登り、山頂にある三原神社の参道の草刈りをしたあ

いざ新緑の深山へ 氷ノ山で夏山開き
2024.05.27

いざ新緑の深山へ 氷ノ山で夏山開き

 鳥取、兵庫両県にまたがる氷ノ山(標高1510メートル)で26日、夏山開きが行われた。この日を待ちわびた登山愛好家は、勇壮な和太鼓の音に背中を押されて新緑が鮮やかな氷ノ山を登り、豊かな自然を味わった。 山開きには、京都府などからも参加があったガイド登山客約30人に加え、一般登山客

青空と緑に獅子躍映え 奥州・阿原山高原山開き
2024.05.27

青空と緑に獅子躍映え 奥州・阿原山高原山開き

 奥州市江刺と一関市大東町境にある阿原山高原(696・5メートル)の2024年度山開きは26日、奥州市江刺伊手の展望舎付近で行われた。レンゲツツジが咲き誇り、澄み切って眺望が開ける中、郷土芸能公演などで夏山シーズン到来を祝った。 式典には実行委員会、市観光物産協会、伊手振興会、地

夏山シーズン到来 持ち物や行動食に注意 登山を安全に楽しむポイント
2024.05.20

夏山シーズン到来 持ち物や行動食に注意 登山を安全に楽しむポイント

各地で山開きが行われ、本格的な夏山シーズンを迎えています。一方で、遭難など山の事故にも注意が必要で、登山を安全に楽しむポイントについて専門家に聞きました。■登山届提出の徹底を例年より1か月以上早く山開きを行ったくじゅう連山。連日、県の内外から多くの登山客が訪れていま

安達太良山、70回目の山開き 福島・二本松、「ほんとの空」と絶景満喫
2024.05.20

安達太良山、70回目の山開き 福島・二本松、「ほんとの空」と絶景満喫

 福島県二本松市などにまたがる日本百名山の一つ、安達太良山(1700メートル)で19日、第70回山開きが行われた。節目の年となった今回は県内外から昨年を千人ほど上回る約5千人が訪れた。登山道や岩場を踏みしめながら山頂を目指し、眼下に広がる絶景のパノラマを満喫した。 青空が広がる中

360度 絶景かな 栗駒山山開き【岩手】
2024.05.20

360度 絶景かな 栗駒山山開き【岩手】

 栗駒山(1626メートル)の山開き山頂登山は19日、岩手、宮城両県登山口から一斉に行われた。岩手側登山道の産沼コースは、一関市厳美町の須川高原温泉から苔花台や産沼を経て山頂に達する全長約4.1キロ。自然観察路とも呼ばれるように初夏から秋にかけて多彩な高山植物の姿を楽しむことができ、四苦八苦坂