# 安東泰志 2024.07.23 話題沸騰のノンフィクション「リーマンの牢獄」私はこう読んだ…資本主義の病理は有象無象の「個人」に発する 齋藤栄功著『リーマンの牢獄』(講談社刊)が発売以来、たちまち3刷となって話題を呼んでいる。いったいこの本はどう読み解くことができるのか? ニューホライズンキャピタル取締役会長である安東泰志氏の意見を聞こう。資本主義とは、人の欲望をあるがままに解放する弱肉強食のシステムである。カネ