# 好酸球性副鼻腔炎

副鼻腔炎の治療は進歩している(4)好酸球性副鼻腔炎は新薬の登場で再手術が減った
2024.09.13

副鼻腔炎の治療は進歩している(4)好酸球性副鼻腔炎は新薬の登場で再手術が減った

 鼻茸を伴い、一般的な慢性副鼻腔炎に比べて嗅覚が障害される「好酸球性副鼻腔炎」は、薬物療法では治療効果が弱く、手術が治療の第1選択とされている。ただ、術後6年までに約半数が再発するともいわれ、再手術に至るケースも少なくないという。 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室教授の鴻信義氏

副鼻腔炎の治療は進歩している(1)慢性化して嗅覚が低下すると認知症リスクが高くなる
2024.09.10

副鼻腔炎の治療は進歩している(1)慢性化して嗅覚が低下すると認知症リスクが高くなる

 鼻水や鼻詰まりに悩まされる「副鼻腔炎」。国内の患者数は100万人以上とされ、放置するとあらゆる合併症を引き起こすリスクが高い。東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室教授の鴻信義氏に聞いた。 副鼻腔炎とは、鼻の穴(鼻腔)の周りにある左右4対の空洞(副鼻腔)に、炎症が起こった状態だ。<

「怖くて自転車に乗れない!」病院が嫌いすぎる夫を襲った恐怖の症状。彼に受診を決意させた“ある日のできごと”とは
2024.07.21

「怖くて自転車に乗れない!」病院が嫌いすぎる夫を襲った恐怖の症状。彼に受診を決意させた“ある日のできごと”とは

50歳の女性は、医者嫌いの夫(会社員・56歳)に困り果てていた。鼻の持病が悪化しているのに、何かと難くせをつけて耳鼻科に通おうとしないからだ。しかし、あることをきっかけに、夫は治療に前のめりになる。夫の気持ちを変えることになったまさかの出来事とは――。■鼻腔に細菌が