# 太陽系外

もし地球に隕石が迫ってきたらどうするか…NASAが「人類で初めて成功させた実験」とその結果
2024.08.08

もし地球に隕石が迫ってきたらどうするか…NASAが「人類で初めて成功させた実験」とその結果

「宇宙人」の存在や地球に迫る隕石はフィクションとは限らない。NASAは小惑星の軌道を衝撃を与えることで変えられるかどうか、という実験を行い、得られたデータを解析した。その結果はどうだったのか。JAXA宇宙教育センター長を務めていた2022年9月、実験前にウェビナーでの詳細の配信を企画した北川智

「惑星」の新たな定義案が発表される 数値的な定義と分かりやすさを両立
2024.08.01

「惑星」の新たな定義案が発表される 数値的な定義と分かりやすさを両立

2006年に決議された国際天文学連合(IAU)の「惑星の定義」は、太陽系に属する天体のみを対象としています。しかし、この定義には数値的な基準がなく、曖昧であるという批判があります。また、太陽以外の天体の周りを公転する「太陽系外惑星」が数千個発見されている中で、太陽系以外に定義が使えないのは良い

わずか12光年先の系外惑星「スーパージュピター」、JWSTで直接撮像に成功
2024.07.28

わずか12光年先の系外惑星「スーパージュピター」、JWSTで直接撮像に成功

地球からわずか約12光年の距離にある恒星を公転する太陽系外惑星を、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を用いて、惑星そのものを画像に捉える直接撮像法で発見したとする研究結果が発表された。この系外惑星は、これまでに直接撮像された惑星の中で最も古く、最も低温だという。地上の望遠

ジェイムズ・ウェッブ、700光年先の太陽系外惑星の朝と夕の温度を突き止める
2024.07.23

ジェイムズ・ウェッブ、700光年先の太陽系外惑星の朝と夕の温度を突き止める

 最近2周年をむかえたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の主要な目標の一つは、太陽系外惑星の物理的・化学的性質を把握し、生命体の存在の可能性を調べることだ。 ジェイムズ・ウェッブがこのために最初の探査対象にした太陽系外惑星は、地球から700光年の距離にあるWASP-39bだ。

わずか48光年先に「水の惑星」 窒素の大気も保有か、JWST観測が示唆
2024.07.13

わずか48光年先に「水の惑星」 窒素の大気も保有か、JWST観測が示唆

地球の近傍に位置する太陽系外惑星が、水と地球に似た大気の探索対象として最も有力な候補となる可能性があることを、カナダ・モントリオール大学などの研究チームがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を用いた観測で突き止めた。これまでに発見されている太陽系外惑星は5000個を超えてい

探査機ボイジャー1号、通信復旧 7カ月ぶり、通常通りに科学観測
2024.06.15

探査機ボイジャー1号、通信復旧 7カ月ぶり、通常通りに科学観測

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は13日、探査機ボイジャー1号が7カ月ぶりに四つの観測装置全てからデータを地球に送れるようになったと発表した。昨年11月に機体の状態や観測結果が届かなくなり、科学チームが復旧を試みていた。 ボイジャー1号は1977年9月に出発、木星や土

NASAとハワイのケック天文台、系外惑星126個のカタログを公開
2024.06.07

NASAとハワイのケック天文台、系外惑星126個のカタログを公開

「太陽系は、他と比べて特異な惑星系なのか?」そんな疑問の解明に向けた、天文学者たちの取り組みが大きく一歩前進しました。プラネット・ハンティングを行なう天文学者の国際チームが3年の月日を費やして、北の空に広がる確認された太陽系外惑星120個と惑星候補6個の質量を計算するため、何千も

その星は地球とそっくり。地球以外の生命発見につながるか?
2024.06.04

その星は地球とそっくり。地球以外の生命発見につながるか?

宇宙はとっても広いから、きっとどこかにあるはず地球みたいな星が…。ただ、宇宙はとっても広いから、そんな星はなかなか見つからないんだよな…。地球みたいな星かもしれないという候補ならあるんですけどね。地球から40光年離れた位置にある赤色矮星グリーゼ12を公転する太陽系外

地球外文明がテラフォーミングを行なう「全球凍結」惑星の検出目指す天文学者
2024.06.01

地球外文明がテラフォーミングを行なう「全球凍結」惑星の検出目指す天文学者

この地球上では、人間の活動によって排出される温室効果ガスが長年、熱い議論を呼ぶ問題となっている。なぜなら汚染物質として、人為的な気候変動の主な原因となっているからだ。だが、地球外の知的文明で意図的に利用されている温室効果ガスについては、どう考えられるだろうか。その目的は、惑星全体が氷に覆われる

「綿菓子のように軽い」惑星が新たに発見 木星の1.5倍の大きさ、重さはわずか14%
2024.05.17

「綿菓子のように軽い」惑星が新たに発見 木星の1.5倍の大きさ、重さはわずか14%

虹が見えた。溶けた鉄の雨が降る、灼熱の星で
2024.05.15

虹が見えた。溶けた鉄の雨が降る、灼熱の星で