# 名目賃金

実質賃金27カ月ぶりプラス 前年同月より1.1%増 毎月勤労統計
2024.08.06

実質賃金27カ月ぶりプラス 前年同月より1.1%増 毎月勤労統計

 厚生労働省は6日、6月分の毎月勤労統計調査(速報)を公表した。物価変動を加味した実質賃金は、前年同月より1・1%増え、27カ月ぶりにプラスに転じた。今年の春闘で大企業を中心とした賃上げ率が5%台に達する33年ぶりの高水準を記録したのに加え、夏のボーナスが増えたためだ。 実質賃金

6月の実質賃金が27カ月ぶりプラスに ボーナスなどの伸び率高くプラス転換に寄与 厚生労働省
2024.08.06

6月の実質賃金が27カ月ぶりプラスに ボーナスなどの伸び率高くプラス転換に寄与 厚生労働省

物価の上昇を反映した6月の実質賃金が27カ月ぶりにプラスに転じました。厚生労働省が公表した6月の「毎月勤労統計調査」の速報値では、基本給や残業代などを合わせた働く人1人当たりの「現金給与総額(名目賃金)」は49万8884円で、前の年の同じ月から4.5%増え、30か月連続の上昇とな

5月の実質賃金減、26カ月連続 物価高でマイナス幅拡大
2024.07.08

5月の実質賃金減、26カ月連続 物価高でマイナス幅拡大

 厚生労働省が8日発表した5月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は前年同月比1.4%減となった。 減少は26カ月連続で、過去最長を更新。賃上げの効果が浸透しつつあるものの、マイナス幅は前月(1.2%減)から

実質賃金26カ月連続減 プラス転換近い? 基本給31年ぶりの伸び
2024.07.08

実質賃金26カ月連続減 プラス転換近い? 基本給31年ぶりの伸び

 厚生労働省は8日、5月分の毎月勤労統計調査(速報)を発表した。物価の影響を考慮した働き手1人あたりの「実質賃金」は前年同月より1.4%減り、過去最長を更新する26カ月連続のマイナスとなった。賃金の上昇を上回る物価高が続いている。 労働者が実際に受け取った「名目賃金」にあたる現金

独実質賃金、第1四半期前年比+3.8%で伸び最大 4期連続プラス
2024.05.29

独実質賃金、第1四半期前年比+3.8%で伸び最大 4期連続プラス

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が29日発表した第1・四半期の実質賃金は前年比3.8%上昇した。4期連続の上昇で、2008年の統計開始以来、最大の伸びとなった。名目賃金の上昇率は6.4%で過去2番目の伸びだった。第1・四半期のインフレ率は2.5%で、世

定額減税1人4万円も、物価上昇・実質賃金減の現実 政府の「企業の稼ぐ力の強化」で給料アップなるか
2024.05.24

定額減税1人4万円も、物価上昇・実質賃金減の現実 政府の「企業の稼ぐ力の強化」で給料アップなるか

24日、総務省は「2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)4月分」を発表した。それによると、4月の物価指数は、前年同月と比較して、2.5%の上昇。2020年を100とすると、7.7ポイントの上昇となった。また、天候によって値段が左右される生鮮食品