# 南樺太 2024.08.15 戦後、日本とソ連の家族の間で揺れ動いた「シベリア民間抑留者」の苦悩 二つの国に翻弄された男女を描く『脱露』 第二次世界大戦後、ソ連軍に占領された南樺太では多くの日本人市民が不当逮捕・強制連行され、シベリアの地に留め置かれた。この「シベリア民間人抑留」によって、当事者だけでなく彼らの家族までもが日ソ両国の政治的な思惑に翻弄される。歴史に長らく埋もれていた彼らの激動の人生を8年かけて取材し