# 半導体業界

米国「中国先端産業への投資規制、韓国とは対話拡大」
2024.08.28

米国「中国先端産業への投資規制、韓国とは対話拡大」

米国が中国の先端技術分野に対する米国資本の投資規制に出る中で、韓国企業が影響を受けかねないという指摘が提起される。米国政府は韓国産業界の懸念に対応し疎通チャンネルを拡大している。大韓商工会議所は27日、このほど訪韓した米商務省産業安全保障局関係者らと面談したと明らかにした。この席

NY株、反落
2024.08.27

NY株、反落

 【ニューヨーク時事】27日のニューヨーク株式相場は、米半導体大手エヌビディアの決算発表を28日に控えて様子見気分が強い中を、反落して始まった。 優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比42.29ドル安の4万1198.23ドル。ハイテク株中心のナスダッ

エヌビディア最大の脅威が「お客さん」である理由 半導体業界の相関図から「王者」の死角を探る
2024.08.14

エヌビディア最大の脅威が「お客さん」である理由 半導体業界の相関図から「王者」の死角を探る

世界中から熱視線が注がれている半導体業界。台風の目は時価総額で一時世界一に立ったエヌビディアだ。ただ、その地位は決して安泰とは言い切れない。同社にとって最大の脅威とは何か。週刊東洋経済の「半導体 覇権」特集を担当した石阪友貴記者と、経済コラムニストでYouTuberの高井宏章氏の対談から一部を

”ほぼ黒塗り”だった経産省の開示資料半導体ラピダスへの「巨額支援」に正当性はあるか
2024.08.13

”ほぼ黒塗り”だった経産省の開示資料半導体ラピダスへの「巨額支援」に正当性はあるか

半導体業界がざわついている。震源地は時価総額で一時、世界一となったアメリカのエヌビディアだ。AI半導体ブームに乗って急成長し、マイクロソフトなどGAFAMも一目置く。『週刊東洋経済』8月10日・17日合併号の特集は「エヌビディアの猛威 半導体覇権」。日本勢は巨額投資で巻き返しに必死だが……<

中国半導体戦略、米国が見過ごした「脅威の火種」  業界のキーマンが語る「米中半導体摩擦」前夜
2024.08.06

中国半導体戦略、米国が見過ごした「脅威の火種」  業界のキーマンが語る「米中半導体摩擦」前夜

 いま、半導体が「熱い」。 アメリカのバイデン大統領は中国への半導体規制の強化を検討、トランプ前大統領が台湾の防衛費支払い義務について言及すると半導体関連株が急落、マーケットも敏感な動きを見せるなど、世間の耳目が集まっている。 2023年まで経済同友会の副代表幹事を

終わりがない半導体業界、その引き際を考える
2024.08.06

終わりがない半導体業界、その引き際を考える

AMDがPresident職にあったVictor Peng氏の「引退」を発表した。大企業の要職にある人物の去就についてはその度にプレス発表文が用意されるが、そのトーンにより本人の意思によるものか、内紛/権力闘争などの結果なのかはすぐにわかる。今回の発表文を読む限り、CEOのLisa Suに次ぐ

吉川工業 工業用に自動真空包装機 大型金属部品向け
2024.08.05

吉川工業 工業用に自動真空包装機 大型金属部品向け

製鉄機械メンテナンスやエレクトロニクス事業、鉄鋼リサイクルを手がける吉川工業(本社=北九州市、吉川和良社長)はこのほど、工業用自動真空包装機を開発し、半導体業界向けに納入した。半導体製造に必要な金属製大型部品の製造工程において自動で真空包装する。次工程への運搬や一時保管する際のごみの付着や傷付

半導体人材、奪い合い激化 求人14倍、年収もアップ
2024.08.05

半導体人材、奪い合い激化 求人14倍、年収もアップ

 半導体業界で人材の奪い合いが激化している。 経済安全保障の強化や生成AI(人工知能)の普及を追い風に市場は拡大、国内でも北海道や九州で大規模工場の建設が進む。リクルートによると、関連求人数は10年前と比べて約14倍に増加し、転職時に提示される年収もアップしている。

【図解】半導体人材、奪い合い激化=求人14倍、年収もアップ
2024.08.05

【図解】半導体人材、奪い合い激化=求人14倍、年収もアップ

 半導体業界で人材の奪い合いが激化している。

中国AI崛起に…「米国、SK・サムスンのHBM対中供給制限を検討」
2024.08.02

中国AI崛起に…「米国、SK・サムスンのHBM対中供給制限を検討」

米国がサムスン電子・SKハイニックスの高帯域幅メモリー(HBM)の対中国輸出規制カードを準備中だ。中国企業に直接HBMを納品するだけでなく、エヌビディア(NVIDIA)の中国輸出用AIアクセラレータに搭載されるHBMも規制対象に含まれることがあり、韓国半導体業界が鋭意注視している。

DHL 熊本、千歳に半導体関連の物流拠点 製造装置の保守部品管理
2024.07.25

DHL 熊本、千歳に半導体関連の物流拠点 製造装置の保守部品管理

 DHLサプライチェーン(東京都品川区)は、熊本県大津町に半導体業界向け物流拠点「熊本ロジスティクスセンター」を23日に開設した。12月には、ラピダスの半導体新工場が建設中の北海道千歳市にも開設する。半導体製造装置の保守部品の在庫管理や配送などを行う。 同社は既に半導体関連の物流

〔米株式〕ダウ反発、429ドル高=ナスダックは7日連続最高値(10日)☆差替
2024.07.11

〔米株式〕ダウ反発、429ドル高=ナスダックは7日連続最高値(10日)☆差替

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が金融緩和に前向きだと受け止められたことから買いが入り、3営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比429.39ドル高の3万9721.36ドルで終了。ハイテク株

「来年までDRAM価格50%上がる」…ウルトラスーパーサイクルの兆し
2024.07.09

「来年までDRAM価格50%上がる」…ウルトラスーパーサイクルの兆し

昨年厳しい冬を送ったメモリー半導体市場に熱い夏がやってきた。人工知能(AI)サーバー駆動に必須の広帯域メモリー(HBM)をはじめとして、DRAM市場は来年まで歴代級の好況が続く可能性が大きくなった。DRAM価格指標であるDXI指数は5月、1年6カ月ぶりに3万ポイントを超えて不況脱

危機のサムスン半導体、きょう戦略会議「必須人員だけ、スピーディに処理」
2024.06.26

危機のサムスン半導体、きょう戦略会議「必須人員だけ、スピーディに処理」

サムスン電子が下半期の半導体事業の必勝戦略を26日にまとめる。先月のサプライズ人事で新たなトップに全永鉉(チョン・ヨンヒョン)副会長が就任してから初めて開かれる半導体戦略会議だ。メモリー、システム、ファウンドリー(委託生産)など全分野が危機という状況で行われる会議だが、出席者は例年より減らした

米国「HBM・GAA技術、中国に行かないよう防ぐ…サムスン・SKハイニックスは?
2024.06.13

米国「HBM・GAA技術、中国に行かないよう防ぐ…サムスン・SKハイニックスは?

米国政府が対中人工知能(AI)技術遮断を強化する。ゲートオールアラウンド(GAA)、広帯域メモリー(HBM)などAIチップ製造時に必須の技術を制限することを検討中だ。ブルームバーグは11日、消息筋の話として米商務省がこうした制裁を加える手続きに入ったと伝えた。半導体業界では米国が

電子機器トータルソリューション展開幕 438社が出展、5万人の来場見込む
2024.06.12

電子機器トータルソリューション展開幕 438社が出展、5万人の来場見込む

 電子機器産業における最新の技術、製品、サービスなどが集結する展示会「電子機器トータルソリューション展2024」が12日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。会期は14日まで。出展は438社、会期中で約5万人の来場を見込む。 同展は電子回路関連の専門展示会「JPCA Sh

メディアテック、アーム設計に基づくウィンドウズ用半導体を開発
2024.06.12

メディアテック、アーム設計に基づくウィンドウズ用半導体を開発

Max A. Cherney[台北/サンフランシスコ 11日 ロイター] - 台湾の半導体設計開発会社メディアテック(聯発科技)は、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」搭載パソコン(PC)用の半導体を英半導体設計会社アーム・ホールディングスの設計に基づいて

半導体大手のキオクシアHDに銀行団が約1000億円を追加融資
2024.06.11

半導体大手のキオクシアHDに銀行団が約1000億円を追加融資

半導体大手のキオクシアホールディングスに対し、銀行団が新たにおよそ1000億円の融資を行う方針を固めたことがわかりました。東芝の半導体事業が前身で、スマートフォン向けの記録用の半導体などを手がけるキオクシアホールディングスは、業績不振が続いていて、ことし3月期の連結決算は過去最大

インテル、アイルランド合弁持ち分49%をアポロに売却へ-1.7兆円で
2024.06.05

インテル、アイルランド合弁持ち分49%をアポロに売却へ-1.7兆円で

(ブルームバーグ): 米インテルは、アイルランドにある新工場を所有する合弁事業体の持ち分を110億ドル(約1兆7000億円)で米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントに売却することで合意した。工場ネットワークの大規模拡張で外部資金の導入を増やす。インテルの4日の発表資料によると

岩田製作所、第3工場が本格稼働 半導体関連受注に対応、生産能力2割増
2024.05.28

岩田製作所、第3工場が本格稼働 半導体関連受注に対応、生産能力2割増

 産業機械部品メーカーの岩田製作所(岩田修造社長)は、岐阜県関市池尻の本社敷地内に第3工場を新設し、本格稼働した。半導体製造装置の部品を中心に「シム」と呼ばれる部品や特注品の需要が伸びていることから、生産能力を2割高め、大型や複雑な形状の部品加工の引き合いにも対応する。新工場がフルに寄与する2