# 千早茜
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2024.06.15
「自分は血の袋のようなものだと思っていた」と語る千早茜。そんな彼女が“傷”をテーマに描いた短編集への思いとは〈インタビュー〉
2024年4月26日、直木賞作家の千早茜さんが短編小説『グリフィスの傷』(集英社)を刊行した。「傷」をめぐる10編の物語が収録された本作は、痛みの向こう側にある癒やしと再生が描かれている。これまで、『あとかた』や『からまる』など、数々の連作短編集を世に送り出してきた著者が、本作で