# 医薬品事業

　化学大手の三菱ケミカルグループが、医薬品子会社の田辺三菱製薬の売却も選択肢に入れていることを明らかにした。医薬品事業は開発費が膨らみがちで、主力の化学事業との相乗効果を出すのが難しいとみているようだ。　9日、三菱ケミカルが田辺三菱製薬を売却する準備を始め交渉の初期段階にあるとす

　明治ホールディングス <2269> ＝2024年4～6月期は増収増益。原材料コストの増加を値上げでカバーし、食品事業の売上高が前年同期を上回った。医薬品も国内外で好調だった。　

総合化学5社の2024年4―6月期連結決算が6日出そろい、3社が当期増益となった。住友化学は当期損益が黒字転換。三菱ケミカルグループは当期減益だったが、本業の利益を示すコア営業利益が伸びた。各社は石油化学関連の業績が改善したほか、半導体材料関連などが伸長。一方で円安効果が業績を後押しした側面が

AGCは2024年12月期の連結最終損益が950億円の赤字（前期は657億円の黒字）になる見通しだと発表しました。従来は530億円の黒字を見込んでいました。バイオ医薬品事業でバイオベンチャーからの資金流入が減り、1183億円の減損損失を計上することにしたのに加え、建築ガラスの主要市場であるヨー