# 医師集団

「50年のような5カ月、医療空白にこれ以上耐えられない」焦った患者たちが街へ
2024.07.05

「50年のような5カ月、医療空白にこれ以上耐えられない」焦った患者たちが街へ

「私たちは政府の味方でも医師の味方でもありません。ただ病気のときに心配せず治療を受けられる環境が欲しいだけです」4日、ソウル普信閣(ポシンガク)の前で開かれた患者団体の集会に参加したキム・ジョンエさん(68)の声が震えた。キムさんは先天性希少疾患である「コルネリア・デランゲ症候群

「坑がん治療のタイミングを逃してがん再発」…3月韓国上級病院診療、61%急減(1)
2024.07.02

「坑がん治療のタイミングを逃してがん再発」…3月韓国上級病院診療、61%急減(1)

白血病患者のAさん(男性)は今年高強度の坑がん治療を受けてがん細胞が5%未満に減る「寛解(かんかい)」状態になった。ここに追加で1~2回坑がん治療を行い、再発の可能性をさらに低下させる坑がん療法を行い、造血幹細胞移植手術を受けることになっていた。ところが医大増員をめぐって医師の集団行動が始まっ

「医師らは暴力団と同じ、死に追い込む」…ソウル大病院前で重症患者の叫び=韓国
2024.06.12

「医師らは暴力団と同じ、死に追い込む」…ソウル大病院前で重症患者の叫び=韓国

がん患者など重症疾患者が、教授らが無期限集団行動を予告したソウル大病院を訪れ、休診の撤回を要求した。患者らは医師を相手にした告訴・告発も検討すると明らかにした。韓国がん患者権益協議会、韓国多発性骨髄腫患友会、韓国肺がん患友会など6団体が属する韓国重症疾患連合会は12日、ソウル大病

ソウル大学病院の無期限休診決定は「教え子愛」でなく「集団利己主義」[社説]
2024.06.08

ソウル大学病院の無期限休診決定は「教え子愛」でなく「集団利己主義」[社説]

 ソウル大学病院の教授たちが、17日からの無期限の全面休診を決めたという。政府に対して未復帰の専攻医にいかなる不利益も与えるなという条件を提示してだ。先に政府が、病院に復帰する専攻医は善処すると融和的な態度を示したにもかかわらず、むしろ一歩踏み込んだかたちだ。教え子たちを止めるべき教授たちが、

専攻医らが抵抗続けるわけは…「見返り減り、競争激化という危機意識のせい」=韓国
2024.06.06

専攻医らが抵抗続けるわけは…「見返り減り、競争激化という危機意識のせい」=韓国

 韓国で医学部定員の増員に反発して医療現場を離れた1万2千人余りの専攻医(インターン・レジデント)たちが選択の岐路に立たされた。政府はこの間強調してきた「法と原則」を崩してまで業務開始命令、辞職届の受理禁止などを撤回し、復帰した場合は専門医資格の取得などに不利益も与えない方針を示した。しかし、