# 化学工学

アルミパーツを保護してドレスアップ!! アルマイト加工とは【バイク用語辞典】
2024.09.07

アルミパーツを保護してドレスアップ!! アルマイト加工とは【バイク用語辞典】

 アルマイト加工(処理)とは、アルミパーツの表面に電解処理を施すことで、表面に酸化被膜を作ることです。 アルミニウムは酸化しやすく、通常、空気に触れていると薄い酸化被膜を作ります。この被膜によって「アルミは錆びにくい」と言われていますが、この皮膜はとても薄いため、環境によっては腐

ポリウレタンを再利用しやすい物質に分解する触媒を開発 東大
2024.09.04

ポリウレタンを再利用しやすい物質に分解する触媒を開発 東大

 スポンジから車のシート、断熱材まで大量生産されているポリウレタンを再利用しやすい物質に分解する触媒を、東京大学大学院工学系研究科の岩﨑孝紀准教授(有機合成化学)らが開発した。市販のクッション材を実際に分解できることも確認した。化学構造が似た物質が混じった廃プラスチックからポリウレタンのみ選択

ポリウレタンの再利用容易に…東大が開発、新触媒の効果
2024.08.18

ポリウレタンの再利用容易に…東大が開発、新触媒の効果

東京大学の岩﨑孝紀准教授と野崎京子教授らは、ポリウレタンの選択的分解触媒を開発した。ウレタン結合は反応性が低く、分解が難しい。新触媒はウレタン結合を切断してホルムアミドが生成する。ホルムアミドは反応性が高く、リサイクルしやすい。ウレタン素材のケミカルリサイクルに提案していく。イリ

生産速度20倍…出光など、常温常圧電解アンモニア合成で世界最高性能
2024.07.09

生産速度20倍…出光など、常温常圧電解アンモニア合成で世界最高性能

出光興産と東京大学、大阪大学、産業技術総合研究所の研究チームは、窒素と水と電力でアンモニアを作り、電極1平方センチメートル1時間当たり5ミリ―6ミリグラムと生成速度を従来の20倍に向上した。常温常圧の電解アンモニア合成で世界最高性能という。まだ研究室での基礎研究の段階だが、最初のブレークスルー