# 動物研究

「しっぽはない」京都の児童がチンパンジーと人間の共通点と違い学ぶ
2024.07.26

「しっぽはない」京都の児童がチンパンジーと人間の共通点と違い学ぶ

 人間に最も近い動物とされるチンパンジーをテーマにした授業が、京都府城陽市の富野小であった。児童たちはチンパンジーの豊かな表情や行動を捉えた写真と映像から、人間との共通点や相違点を学んだ。 同小が府教育委員会の事業を活用し、京都大野生動物研究センターの平田聡教授を招いた。3年生約

「牛」が“オオカミ化した犬”に襲われた? 専門家「捕食のためだ。オオカミと同等の力がある」
2024.06.24

「牛」が“オオカミ化した犬”に襲われた? 専門家「捕食のためだ。オオカミと同等の力がある」

 「ちょっと野犬いすぎやろ!」(撮影者) 6月19日、山口県周南市で撮影された映像。勢いよく飛び出してきた野犬。向かう先にはすでに10匹が集まっている。 山口県周南市では20年ほど前から繁殖してしまった野犬の問題に悩まされ続けている。北九州市の街中でも野犬が目撃され

アカウミガメ「産卵」見守り年間180日…「会いたいから」午前3時には起床、手製の棒で場所探し
2024.06.16

アカウミガメ「産卵」見守り年間180日…「会いたいから」午前3時には起床、手製の棒で場所探し

 宮崎県天然記念物のアカウミガメの産卵地として知られる同県延岡市の長浜海岸などで、カメの保護活動を行う市野生動物研究会の会長を務める。産卵や孵化のシーズンとなる5~10月に、研究会の5人で手分けして、方財、長浜、新浜の各海岸を見回り、状況を調査するのが日課だ。 アカウミガメの産卵

パンク町田「動物売買に反対の人」を否定しない訳 「人を襲う猿」生み出す、人間側の問題行動とは
2024.06.11

パンク町田「動物売買に反対の人」を否定しない訳 「人を襲う猿」生み出す、人間側の問題行動とは

働く人の「今」にフォーカスし、その仕事像に迫る「ドキュメンタリー 仕事図鑑」。第2回は、テレビの動物解説でおなじみの動物研究家・パンク町田氏に密着。著名な動物研究家である“ムツゴロウさん”こと畑正憲氏本人から“第2のムツゴロウ”と名乗ることを許されるほど動物の生態に精通している同氏に、普段あま

「運動すればトラウマ早く忘れる」マウスで確認…九州大助教ら発表、PTSD治療への応用期待
2024.06.07

「運動すればトラウマ早く忘れる」マウスで確認…九州大助教ら発表、PTSD治療への応用期待

 回し車で運動をしているマウスは、していないマウスに比べてトラウマを早く忘れることができるとの研究成果を、九州大大学院薬学研究院の藤川理沙子助教らが発表した。運動により脳内の記憶をつかさどる「海馬」で新たな神経が生まれやすくなることが影響しているとみられ、人間の心的外傷後ストレス障害(PTSD

バッタは
2024.06.05

バッタは"ダースベイダー"の接近映像に脳細胞が超活性化…バッタの脳の仕組みが開発貢献した意外な「技術」

1991年にスタートした「イグノーベル賞」のモットーは「まずは人を笑わせ、その後、考えさせる」だ。毎年10部門の研究が受賞しており、日本人研究者の受賞も多い。サイエンスライターの五十嵐杏南さんがハトとバッタの能力に関する驚きの研究を紹介してくれた――。 ※本稿は、五十嵐杏南『やっ

マウスの母乳中の抗体 子の脳にも届くことを実証 群馬大など
2024.05.29

マウスの母乳中の抗体 子の脳にも届くことを実証 群馬大など

 マウスの母乳中に含まれる抗体は子の脳にも届き、脳の発達や社会性に影響を与えている可能性があることを群馬大学などの研究グループが発表した。抗体が脳に入らないようにした遺伝子改変マウスでは、脳内の特定の神経細胞などが通常のマウスより少ないほか、ペアのマウスと長い接触行動を示すことが分かった。母乳

ナマケモノを見ながら食べる!?パンク町田の“動物系”ラーメン店に行列 上質な背脂にマニアも大絶賛
2024.05.16

ナマケモノを見ながら食べる!?パンク町田の“動物系”ラーメン店に行列 上質な背脂にマニアも大絶賛

偉人たちが自分に課したヤバすぎる勉強法、「一犯一語」を誓った思想家、5000の定理を証明した貧しい天才数学者ほか
2024.05.14

偉人たちが自分に課したヤバすぎる勉強法、「一犯一語」を誓った思想家、5000の定理を証明した貧しい天才数学者ほか