# 内閣府調査

若年層の1割が痴漢被害、場所は「電車内」・時間帯は「朝」が最多…政府が初調査
2024.07.04

若年層の1割が痴漢被害、場所は「電車内」・時間帯は「朝」が最多…政府が初調査

 内閣府は4日、若年層を対象とした痴漢被害に関する調査結果を公表した。被害を経験した人は10・5%に上り、被害を受けた場所は電車内が約6割と最多だった。痴漢被害について政府が調査したのは初めて。 痴漢被害の経験者は、女性が13・6%、男性が3・6%だった。被害場所は電車内が62・

1人暮らし、防災準備に遅れ 24年版の高齢社会白書
2024.06.21

1人暮らし、防災準備に遅れ 24年版の高齢社会白書

 政府は21日、2024年版の高齢社会白書を閣議決定した。65歳以上を対象に地震や風水害の防災に関して尋ねた結果、1人暮らしの人はそれ以外と比べ、備えが遅れる傾向にあるとの調査データを盛り込んだ。白書は「増加が見込まれる1人暮らしの高齢者に配慮した対策の推進が重要」と指摘した。 

この10年で日本人の生活苦はより深刻化している
2024.06.13

この10年で日本人の生活苦はより深刻化している

国民の生活が苦しくなっていると言われる。引き合いに出されるのは、稼ぎの減少だ。雇用の非正規化もあり、働く人の収入は減っている。「官」も例外ではなく、図書館職員の7割以上が非正規雇用で、生活できないほどの低賃金で働いているという(弁護士ドットコムニュース、2024年6月6日)。だが

社説:ひきこもり支援 当事者との「伴走型」へ転換を
2024.06.08

社説:ひきこもり支援 当事者との「伴走型」へ転換を

 ひきこもりの人や家族への支援が転換点を迎えている。 就労を中心とした従来の「問題解決型」から、本人の視点に立った「継続的な寄り添い」に軸足を置く流れである。 行政はノウハウを持つ民間団体や先進自治体と連携を強め、孤立する当事者らの環境改善につなげてもらいたい。