# 公的年金制度

「64歳まで国民年金納付」案見送りへ、負担増に国民理解を得にくいと政府判断
2024.07.03

「64歳まで国民年金納付」案見送りへ、負担増に国民理解を得にくいと政府判断

 政府は、2025年に実施する公的年金制度改革で、国民年金の保険料納付期間を現在の40年(20~59歳)から5年延長して45年(20~64歳)とする案を見送る方針を固めた。延長は年金額が増える利点があるが、追加で保険料負担を求めることは国民の理解を得にくいと判断した。 複数の政府

【低年金・無年金】老齢年金がほぼゼロ…年金が少なすぎる原因とは?
2024.06.26

【低年金・無年金】老齢年金がほぼゼロ…年金が少なすぎる原因とは?

2024年6月21日に行われた記者会見で、岸田内閣総理大臣は「年金生活世帯」や「低所得世帯」を対象に、追加給付を検討していると発言しました。物価高による生活困窮世帯を対象とした支援策の一つとなります。昨今の物価上昇は多くの世帯にダメージを与えていると考えられますが、

「厚生年金と国民年金」の平均受給額はいくら?年金から天引きされる税金・保険料4つも解説
2024.06.26

「厚生年金と国民年金」の平均受給額はいくら?年金から天引きされる税金・保険料4つも解説

6月14日は、多くのシニアにとって待ちに待った年金支給日でした。この日は2ヶ月分の年金が振り込まれ、家計のやりくりに重要な役割を果たします。しかし、年金も給与と同様に、税金や保険料が天引きされる仕組みになっていることをご存知でしょうか? 実際、年金受給額からはさまざ

【100万円の負担増?】2024年は財政検証の年!押さえておきたい3つの検証内容
2024.06.09

【100万円の負担増?】2024年は財政検証の年!押さえておきたい3つの検証内容

2024年は、5年に1度の「財政検証」が行われる年となります。財政検証とは、公的年金制度が将来にわたって持続可能かどうかを検証するものです。いわゆる「公的年金の健康診断」ともよく言われていますが、2024年の財政検証によって何が変わるのでしょうか。本記

【老齢年金】6月支給の「厚生年金・国民年金」から天引きされる4つのお金とは。税金・保険料など天引きされるお金一覧
2024.06.08

【老齢年金】6月支給の「厚生年金・国民年金」から天引きされる4つのお金とは。税金・保険料など天引きされるお金一覧

6月14日(金)は2ヶ月に1度の年金支給日です。年金の支給を来週に控え、今から資産管理の計画を立てている方もいるかもしれません。厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の月額平均は額面で「約14万円」となっています。

ずっとパートで働いていたため、年金受給額が10万円に満たず生活がカツカツです。65歳以降から収入を増やす方法なんてあるのでしょうか?
2024.06.07

ずっとパートで働いていたため、年金受給額が10万円に満たず生活がカツカツです。65歳以降から収入を増やす方法なんてあるのでしょうか?

医療技術の発達により寿命は延び続け、昨今は人生100年時代といわれます。多くの方が、年金を受給し始める65歳以降も何十年と生活が続くなかで、不安を感じるのは年金受給額でしょう。年金受給額が少ない場合は仕事で生活費を賄おうと考えますが、65歳以上となると身体的理由などで働くことが難

子ども・子育て支援法 財源どうなる? 歳出改革は2025年度か
2024.06.05

子ども・子育て支援法 財源どうなる? 歳出改革は2025年度か

 少子化対策を盛り込んだ子ども・子育て支援法などの改正案が4日、参院内閣委員会で可決され、今国会での成立が確実となった。今後は子ども・子育て支援金制度で公的医療保険を通じた新たな徴収が生じるが、岸田文雄首相は「実質負担ゼロ」を掲げる。首相の「公約」を実現するには、医療費の窓口負担増など社会保障

政府、医師偏り是正へ総合対策 骨太方針、21日に決定へ
2024.06.03

政府、医師偏り是正へ総合対策 骨太方針、21日に決定へ

 政府の経済財政運営の指針「骨太方針」のうち社会保障分野の素案が3日、判明した。地域、診療科、病院・診療所によって医師数に偏りがある現状を是正するため「総合的な対策のパッケージを24年末までに策定する」と明記。さまざまな雇用形態に対応できるようにする公的年金制度の改正は「年末までに道筋を付ける

年金の繰下げ受給がいいらしい…65歳で「年金175万円/年」だったが、70歳での「受取額」に思わずハイタッチ
2024.06.01

年金の繰下げ受給がいいらしい…65歳で「年金175万円/年」だったが、70歳での「受取額」に思わずハイタッチ

複雑怪奇な日本の公的年金制度。その理解度を調査したところ、年金の受取り時期を遅らせる分だけ増額となる「年金の繰下げ受給」の理解度は7割を超えました。しかしメリットだけでなく、デメリットも知っているかといえば不安が残ります。みていきましょう。内閣府『生活設計と年金に関する世論調査(

【疑問】そもそも「年金」ってどう決められるの?【2024年は財政検証】
2024.05.30

【疑問】そもそも「年金」ってどう決められるの?【2024年は財政検証】

2024年は、5年に一度の公的年金の財政検証の年。すでに、年金制度に関する改正案が議論されています。4月16日、厚生労働省は年金制度の改革に向けて議論の土台となる項目を発表。老後に不安を感じる人の中には、どんな議論がなされているか気になる人がいるかもしれません。今回

65歳まで年金を払い続けるのはキツイ…実は国民にメリットだらけの「納付5年延長」が実現しない背景
2024.05.19

65歳まで年金を払い続けるのはキツイ…実は国民にメリットだらけの「納付5年延長」が実現しない背景

公的年金、「制度見直し」派が7割 見直すべき項目の1位は?
2024.05.15

公的年金、「制度見直し」派が7割 見直すべき項目の1位は?

会社員がもらえる「年金」の最高額とは?「老後の受給額」を増やす方法もあわせて解説
2024.05.11

会社員がもらえる「年金」の最高額とは?「老後の受給額」を増やす方法もあわせて解説