# 人形遣い

　東京都の小池百合子知事は30日の定例会見で、2024年度の東京都名誉都民の候補者に、多摩織の伝統工芸士、澤井伸氏（74）、俳優仲代達矢（91）、380年の歴史を持つ江戸糸あやつり人形結城座理事長で人形遣いの両川船遊氏（80）の3人を選んだと発表した。　小池氏は、仲代について「長

　「太夫」「三味線」「人形」の三業（さんぎょう）が一体となって物語を紡ぎだす、日本が世界に誇る伝統芸能、人形浄瑠璃文楽（にんぎょうじょうるりぶんらく）。たったひとりで登場人物すべてを語り分ける太夫、音色のみで場の情景や人物の心情までも表現する三味線、1体を3人で遣う（操る）ことで生身の人間以上

美術作品の人物などに扮したセルフポートレートで著名な美術家、森村泰昌（73）が8月17日から福井県の鯖江市まなべの館で人形浄瑠璃文楽の人形遣い、桐竹勘十郎（71）と異色のコラボ美術展を開催する。タイトルは「森村泰昌×桐竹勘十郎二人展　お手を拝借!!　in SABAE」で、森村は「