# 人工赤血球

期限切れの血液、有効活用を 「人工赤血球」治験開始へ 災害時の活用に期待・奈良県立医大
2024.08.18

期限切れの血液、有効活用を 「人工赤血球」治験開始へ 災害時の活用に期待・奈良県立医大

 献血で集めた血液のうち、有効期限が切れ、廃棄する予定のものを使って製造された「人工赤血球」の臨床試験(治験)が奈良県立医科大(同県橿原市)で2025年春から始まる。災害時や離島などの遠隔地での活用に注目が集まっており、同大の研究チームは、30年ごろの実用化を目指す。実用化されれば世界初という

人工赤血球製剤で離島やへき地も救え 奈良県立医大病院が治験を本格化へ
2024.08.01

人工赤血球製剤で離島やへき地も救え 奈良県立医大病院が治験を本格化へ

 ヒトへの投与や備蓄が可能な人工赤血球製剤の治験に奈良県立医科大学附属病院(奈良県橿原市)が取り組む。献血での使用期限が切れた輸血用赤血球を「リユース」し、加工することで量産化に成功した。来年から治験を本格化させ、2030年の保険適用を目指す。血液型を問わず室温で2年間保存できるため、実用化で

人工赤血球、治験実施へ 奈良県医大、緊急時に活用
2024.07.01

人工赤血球、治験実施へ 奈良県医大、緊急時に活用

 奈良県立医大は1日、2030年ごろまでの実用化を目指し、備蓄可能な人工赤血球の臨床試験(治験)を24年度中に始めると発表した。へき地医療や大規模災害時の負傷といった、通常の輸血が難しい場面での活用を想定。来年3月ごろから患者を募集し、安全性や有効性を確かめる。 献血で得られる赤