# 中国の歴史

孫文でも毛沢東でもなく、地味な技術官僚が中国の恐竜史に名を刻んだワケ 江沢民と同い年の鄒家華の名が付いた経緯
2024.06.23

孫文でも毛沢東でもなく、地味な技術官僚が中国の恐竜史に名を刻んだワケ 江沢民と同い年の鄒家華の名が付いた経緯

 世界の恐竜研究史を塗り替える様々な発見が相次いだ中国は世界一の恐竜大国だ。一方で、新たな発見の陰には共産党政権の歴史や政治の影響も見え隠れする。中国の現地事情に詳しいルポライターで、3歳のときから恐竜図鑑にハマったという安田峰俊氏がまとめた『恐竜大陸 中国』(安田峰俊著、田中康平・監修、角川

中国の「風向計」・天安門広場【朝鮮日報コラム】
2024.06.17

中国の「風向計」・天安門広場【朝鮮日報コラム】

 「内城」と「外城」に分かれた北京で天安門は内城の中心である皇城の正門だった。中国のインサイダーとアウトサイダーを区別する門でもあった。門前の広場は皇族と貴族のもので、外城の民は足を踏み入れることさえできなかった。 1911年に清朝が崩壊し、天安門広場に民衆が立ち入れるようになっ

「お母さん、これ、恐竜のタマゴじゃないの!?」約6600万年前の化石を大発見した少年(9)…驚きの眼力の背景にある“納得の理由”とは
2024.06.10

「お母さん、これ、恐竜のタマゴじゃないの!?」約6600万年前の化石を大発見した少年(9)…驚きの眼力の背景にある“納得の理由”とは

 恐竜研究の分野で革新的な発見が相次ぐ中国。いまや恐竜種の発見数もアメリカを抜いて世界一となっている。一方で、盗掘・密売や政治関与といった諸問題も少なくない。中国恐竜界の知られざる実情とは。 ここではノンフィクションライターの安田峰俊氏が執筆、古生物学者の田中康平氏が監修を行った

中国・2000年前の国王の墓、当時の王族は何を食べていたか
2024.06.02

中国・2000年前の国王の墓、当時の王族は何を食べていたか

【CNS】最近、中国考古学の一大プロジェクト・「武王墩墓(Wuwang Dunmu)」の発掘調査で重要な進展があった。 中国の中東部・安徽省(Anhui)淮南市(Huainan)にある「武王墩墓」は、戦国時代後期の当時の「楚」の国の格式が高い大型古墳だ。楚の葬送儀礼の最高峰である